オーガニック食品への理解を深めていくことは、日本の農業 伝統的な素晴らしい食文化を見直し、次の世代へと受け継いでいくことにもつながります。自然環境にやさしいオーガニックフードについて。
オーガニック食品の厳しい規定
日本では、有機JAS認定マークを取得する為には、厳しい審査があります。JAS法により、2001年4月より有機 オーガニックという言葉を食品に表示する為には、JAS認証機関より認定を受ける義務が法律で定められました。
日本での有機JAS規格(国際的基準に定められた認定機関)による厳しい事前調査の上、認証されたものだけが有機 オーガニックという表記ができます。法律では、有機栽培の方法や、肥料・農薬までも細かく規定されてあり、オーガニックとして認定を受けていない業者がオーガニックという言葉を食品に使うことは、法律違反となりました。
2006年5月の段階では、穀類、豆類、野菜類、コーヒー、メープルシロップなどの農産物と農産物加工食品のみが対象となっております。木で栽培されるきのこ類や畜産物、乳製品、酒類や繊維類は、認定の対象外となっており、認定を取得することができません。
農家では、認定の申請の為に、たくさんの書類や資料を提出する手間や費用がかかります。農薬や化学肥料を使っていないことは当然ですが、その期間も最低3年以上と定められています。それを証明するための各3年間の農地に関する書類、その他、労働条件を厳守していることや栽培によって環境を破壊しないことなどが求められます。
この認定にかかる費用も2006年度の段階では全て農家や加工食品会社の負担です。加工食品会社になると書類も製造過程から会社環境までより厳密なものを必要とされます。そうして厳しい審査から認定を受けた後も、毎年検査を受ける義務があり、この検査の費用も全て農家や加工食品会社の負担となります。
無農薬で安全な野菜を栽培しているにも関わらず、ハードルが高く、認定を取ることはできない農家も数多くあります。
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