
広島県呉市野呂山にある弘法寺周辺には、多くの巨岩や奇岩がある。その多くに伊音城八十八々所札所が設置されており、礼所周遊コースが整備された。この巨岩奇石の祭祀場としてしられる野呂山伊音城八十八々所は、呉市有形文化財指定されている。
続きを読む: 弘法大師空海ゆかりの霊峰 野呂山

広島県呉市野呂山にある弘法寺周辺には、多くの巨岩や奇岩がある。その多くに伊音城八十八々所札所が設置されており、礼所周遊コースが整備された。この巨岩奇石の祭祀場としてしられる野呂山伊音城八十八々所は、呉市有形文化財指定されている。

弘法大師空海が厳島(現在の宮島)からの帰り道、野呂山(広島県呉市)の岩窟に籠もって修行をしたといういわれがある。真言宗を開宗した空海が野呂山に再び訪れたことをうけて、地元の有志が弘法寺の伊音城大師堂を建立したのをはじまりとする。

広島県呉市にそびえる野呂山には、真言宗の由緒ある古寺として知られる弘法寺がある。弘法大師空海が護摩(ごま)を21日間焚いて修行のために篭ったとされる。護摩とは密教で火を焚いて煩悩を焼却し、厄除などをする修法のこと。弘法寺の建物は、巨岩をくりぬいてつくられていることから、弘法寺に一歩踏み入れると、岩肌の堂内が神秘的な雰囲気をかもし出している。