農水省発表によると日本の食料自給率は、2006年度には40%を下回った。国民の大部分が食品自給率を低いと感じている。日本はほとんどの食材を諸外国からの輸入に頼っているのが実情である一方で、年間何千トンもの食品廃棄物が発生している。そんな中、年間何千トンもの食品廃棄物を有効活用する取り組みが行われ始めている。
食品リサイクルへの取り組み
食品廃棄物といわれるものの中には、加工食品の製造や流通などの過程で生ずる売れ残りの食品、容器の汚れやカタチの崩れなど品質には問題が無いにもかかわらず廃棄せざるをえない食品も多く含まれる。アメリカでは世界に先立ってこの余剰食品の有効活用への取り組みが行われている。それがフードバンクです。
フードバンク
フードバンクとは、食品関連企業などから生産の段階で出てしまう余剰食品や、品質に問題ないに関わらず店頭に出せない食品の提供を受け、それを必要としている人たちへNPOや ボランティア団体などを通じて分配するシステムです。フードバンクによって、それらの食品は、障害者支援施設や児童養護施設などに運ばれます。
食品廃棄物の有効利用 リサイクル
フードバンクのシステムは、アメリカでは既に浸透していますが、日本ではまだほとんど知られていません。2007年はじめ頃に放映されたフードバンクについてのテレビ番組などを通じて、現在は少しずつ広がりを見せています。日本においては、フードバンクをはじめ、食品廃棄物の有効利用やリサイクルシステムの構築には課題が多いのが実情です。
環境省によると、家庭から発生する食品廃棄物は年に1000万トンを超えるといわれています。そのうちリサイクルされているものはわずか数パーセントのみという現状をうけ、家庭から出る食品廃棄物のリサイクルも大きな課題となっています。
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