サッカーのヘディングが脳機能に与える危険な影響とは

2016年11月 2日

サッカーで行うヘディングが、一時的ではあれ、脳機能の著しい低下をもたらすことが、スコットランドのスターリング大学の研究によって発表されました。

実際に、アメリカのサッカー協会は、2015年に、発達段階の脳へのダメージを防ぐため、10歳以下の子供のヘディングを原則禁止することを発表しており、この考えは、その他の国のサッカー組織でも徐々に広まりつつあります。

サッカーのヘディングが危険な理由

スコットランドのスターリング大学で、神経科学者であるドクター.マグダレナ・イエツワート氏が行った研究では、ボールマシーンを使って、コーナーキックの球速を再現したサッカーボールを、20回ヘディングした後の被験者の脳機能や記憶力のテストが行われました。

その結果、ヘディングをした直後は、脳機能が抑制され、記憶力が著しく低下することが分かりました。

これによって脳機能の一時的な変化に関しては明らかにされましたが、長期間にわたって行われ続けたヘディングが、脳にどのような影響を与えていくのかはまだ研究段階であり、将来的に脳疾患などの要因になることも危惧されています。