ブラジャーはしてもしなくてもいいって知っていますか?

まさかと驚くかもしれませんが、「胸の形を維持するのにブラジャーは必要ではない」ことが、近年330人の女性を対象に行われた15年間にわたる研究によって、生理学、解剖学、医学的な観点から解明されました。

実は、ブラジャーに胸の重量をサポートする役割はほとんどないことに関しては、研究者たちが長年指摘してきたことであり、さほど新しい見解ではありません。

どうやら市販されているブラジャーは、胸をサポートするというよりも、一時的に脂肪を寄せ集めて谷間を作ったり、上向きに形を整えるといったファッション的な要素が強いようです。

胸の形を決めるのはブラジャーではなくクーパー靭帯

クーパー靱帯とは、胸の脂肪がおなかや背中に移動したり、垂れ下がらないために乳腺と筋肉を繋いで、バストを支えているコラーゲン繊維の束です。

このバストを吊り上げているクーパー靭帯が伸びたり、切れたりすると、胸の形が崩れてしまいます。

胸が垂れ下がるのはクーパー靭帯が伸びることが原因

胸が垂れ下がるのは、遺伝的な要素や加齢、喫煙歴、授乳歴など、色々な要素がかかわってクーパー靭帯が伸びることだといわれています。

そして、クーパー靭帯は、胸の重量が重かったり、運動の際の身体の動きに合わせて胸が揺れたりすると伸びやすくなることから、バストが大きい(Dカップ以上)人や運動をする時に限ってはブラジャーを着用してサポートした方がよいといわれています。

フランスの研究によると、バストが大きい人が長期間ブラジャーをしないと、クーパー靭帯の損傷が早まり、胸が垂れ下がりやすくなることが分かっています。