長時間座ることが原因の悪い姿勢を改善する3つの簡単なストレッチ

あなたは、ほとんど一日中座っていますか?

もしそうであるなら、座ったときの姿勢は、全ての圧力がお尻と腰にかかるので最もよくないといわれています。もし、そのまま放置しておくと、着実に体を傷つけてしまいます。

しかし、デスクワークの人でも、仕事の合間に取り入れるだけで、姿勢を改善する簡単な方法があります。

ここでは、姿勢を改善するためにすべき3つの簡単なストレッチについて、理学療法士で整形外科物理療法センターのマネージャであるのErica Fritzさんによるアドバイスを翻訳して分かりやすく紹介します。

仕事の合間にできる簡単なストレッチですが、心や身体の健康に大きなメリットを生みます。

今からでも遅くはない!悪い姿勢の改善方法

現代社会では、デスクワークの場合、一日のうち座って過ごす時間が、10時間から12時間にまで及ぶといわれています。

Erica Fritzさんは、長時間の座った姿勢からくる腰や体の痛みを和らげるには、もっと立ち上がって、下記に紹介するようなストレッチをすべきだと指摘しています。

30分ごとに立ち上がる

まず、長時間座る場合、30分に一度は立ち上がって体をリセットしてください。腰痛がある人は、特にこれを心がけてください。

多くの研究によって、30分ごとに立ち上がると代謝が上昇することも分かっています。

姿勢を改善する3つのストレッチ方法

デスクワークで座った姿勢のほとんどが、背中を丸めて前かがみになった姿勢です。

背中が丸まった姿勢を取りつづけると、首から背中にかけての筋肉を伸ばす時間が少なく、腰の骨と骨の間にある椎間板とよばれるクッションが常に圧迫された状態になっているのでよくありません。

そのため、下記の3つのストレッチを継続して取り入れ、関節や骨格を曲げ伸ばしする働きのある筋肉を伸ばしてあげる必要があります。

やり方

肩甲骨を後方に絞る
肩を開くように、肩甲骨を後方にぎゅっと絞ります(背中のストレッチ)。
あごを引く
あごを引くと、耳が肩よりも前に出るのを防ぎ、地面に対して体がまっすぐな重心線を保った姿勢を作る手助けになります。
肩を引く
両手をドアや壁にあてて、体全体を傾けて肩を引いてください。

姿勢矯正というと、マッサージで筋肉の緊張をゆるめていく方法もありますが、ストレッチも十分に有効で、腰痛の軽減につながります。

姿勢はヒトの心の状態(思考や感覚)に影響する

実は、姿勢を改善すると、テストステロンと呼ばれるホルモン(自信や闘争心、やる気を生み出す)が増え、ストレスホルモン「コルチゾール」が減ることが分かっています。

ハーバードビジネススクールの社会心理学者であるAmy Cuddyさんの研究によると、姿勢を正し、胸をはった力強いポーズを毎日2分間行うだけで自信や強い心が形作られていくと指摘しています。