アインシュタインを天才にしたユニークな考え方とは

2017年5月31日

アルベルト・アインシュタインは真の天才であり、多くの他の科学者とは違った視点で世界を見ていました。

彼は、すでに子供の頃から非常に独創的な考え方をしていましたが、実のところ、学校では、優秀な生徒というわけではありませんでした。

アインシュタインを成す重要な部分はいつでも「想像力」であり、それは、彼にとって「魔法のタッチ」のようなものだったのです。

ここでは、アルベルト・アインシュタインがどのように世界を見ていたのか、また、他の科学者との世界の捉え方や考え方の違いについて、理論物理学者であり、米プリンストンにあるInstitute for Advanced StudyのLeon Levyの教授でもあるRobbert Dijkgraafによる解説を分かりやすく紹介します。彼は、「The Usefulness of Useless Knowledge(役に立たない知識の有用性)」の共著者でもあります。

アインシュタインの完全にオリジナルな考え方

アインシュタインは、いついかなるときでも、完全に彼独自の視点を持っていました。

どういったわけか、決して既存の理論に従わず、いつも自分の視点で考えていたのでした。

とりわけ、科学者として彼が好きなやり方は「思想実験」です。思想実験とは、実験器具や装置を使わないで、頭の中だけで思い描く実験です。

かの有名な「一般相対性理論」も、思想実験を行っているときに発見されたものです。アインシュタインは、その後、一般相対性理論の本質的な要素が頭に描かれた瞬間は、彼の人生の中で最も幸せな瞬間だったと語っています。

一般相対性理論はどうやって生まれたのか

アインシュタインは、仕事中に、窓から見えた屋根の上の労働者たちを見て、突然「彼らが落ちたら何が起こるか」と想像し始めました。

そして、彼らがもし建物から落下したら、もはや重力(自分の体重)を感じなくなるのではないかと考えました。この自然な落下の動きから、(地球の重力と加速度運動の関係を考えた)一般相対性理論を導き出したのです。

アインシュタインにとっての想像力

アインシュタインは、次のように語っています。

私は、個人的にとても幸せを感じるものを見つけました。それは想像力です。

想像力(Imagination)は、知識(knowledge)よりも、もっと重要なものです。

なぜなら、知識は、私たちが知っていることを表現するものですが、想像力は、私たちが将来(潜在的に)知る可能性があることまで全てのことを描写しているからです。