コペンハーゲンの天才陶芸家「エリック・ランドン」のろくろアート

2017年5月23日

エリック・ランドンは、デンマークを拠点に活躍する天才陶芸家です。

彼のろくろ技術を紹介したハイスピード動画は、手が陶土と一体化したような動きで、まるで命をふきこまれているかのように自在に姿を変える様子が映され、世界中の人々に様々なインスピレーションを与えています。

2015年には、デンマーク・デザイン賞において、彼の創作力やデザインのバランス感覚が評価され、「クラフトマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。デンマークを代表するブランドに仲間入りしました。

エリック・ランドンの言葉

エリック・ランドン氏は、次のように指摘しています。

「あまりにも多くの人が、自分が作りたいものに対して間違いを犯していると私は思う。

あまりにもたくさんのことをあまりにも急ぎすぎる。

みんな本当に、将来の発展のための基盤づくりや基本に固執しすぎている。」

彼が設立したスタジオの名前「トータス(カメを意味)」は、彼の哲学に光を投じています。

「カメは、自分にみあった速さでしか歩きません。

もし、あなたがそれ以上先を急ぐのなら、足を踏み外してしまうかもしれません。

私たちのクラフトマンシップ(職人技)の背景にあるストーリーは、そのようなものです。

私たちは、決してものごとを急ぐことはしません。」

エリック・ランドンについて

エリック・ランドンは、1976年にアメリカのウィスコンシン州、ミルウォーキーで生まれました。

16歳で陶芸を始め、1999年にデンマークに移住し、これまで25年間の歳月をかけて、自身の陶芸を習得してきました。

そして、6年前に双子の兄弟Justin Landonとともに、コペンハーゲンの中心地のKompagnistrædeに、「トータススタジオ」を共同設立。作品は、主に、エリックがろくろ成形、ジャスティンが施釉を担当。

彼らは、スタジオに撮影施設やショールームを設け、独自のブランディングによって、ろくろの専門知識を大衆に広め、国内外でワークショップを展開しています。現在は、ワークショップのクラスはすぐに売り切れるほどの人気ぶり。

「トータススタジオ」は、自分たちのペースで、ゆっくりと陶土と対話し、品質と美しさを追求。陶器なのにやわらかい質感、しなやかなフォルムをもつ作品は、そこにあるだけで、不思議な空間を生み出します。