科学者が見出した「頭がよい人を判断できる5つの特徴」

2017年6月 2日

誰がどのように賢いかを客観的に正しく測定するのは、はっきり言って難しいかもしれません。しかし、最近の研究によって、科学者は、高度な知性を示す人たちに見られるとても興味深い特徴を見出しました。

ここでは、頭がよいかどうかを客観的に判断できる5つの特徴や運動が引き起こす脳へのプラス効果について、NYUセンターの神経科学、および心理学の教授であり、かつ、「Healthy Brain、Happy Life」の著者でもあるWendy A. Suzuki博士による解説を分かりやすく紹介します。

1、頭の良い家系

1つめの特徴は、賢い家系の出であるということです。

ある一卵性双生児と二卵性双生児の脳について行われた研究では、双子の脳の特定の領域、特に言語認識能力に関連する部位が非常に似ていることが分かりました。

これは、脳の発達とIQが、遺伝子の影響を強く受けていることを示唆しています。

2、兄弟なら年長者

もし、あなたが家族の中で最も年上の子供であれば、他の兄弟に比べてわずかに知的優位性があるかもしれません。

研究では、最も年上の子供は、次に年が近い兄弟よりも平均して3ポイント高いIQを示しました。しかし、その差は、生物学的な差というよりも、それぞれの親と子の関係性による影響が大きく、心理学的な要素が要因となっていると考えられています。

3 、夜型人間

あなたは、夜になかなか眠れないことはありませんか?実は、それはそれほど悪いことではないのかもしれません。

研究によると、人は、IQが高いほど、夜型人間である可能性が高く、一般的な慣習に逆らって夜遅くまで起きており、さらに知的な人は、目新しいものを追求する傾向があることが分かっています。

4、音楽に関わっている

もし子供が「ピアノを習ってみたい」と興味を示しているなら、躊躇する必要はありません。

実は、音楽家の脳は、音楽に触れていない人とは根本的に異なるという確かな科学的根拠があります。音楽を処理するために使われる脳の領域は大きく、脳をより活性化させます。

また、音楽は、気分を高め、記憶力を改善するのにも役立ちます。

5、薬やお酒に手を出す人が多い

驚くべきことに、快楽を得るために麻薬を使う人は、知性が高い可能性があることも分かっています。

イギリスで行われたある研究によると、頭のよい子供は、知性の低い子供に比べて、大きくなってマリファナやコカイン、アルコールのような精神活性薬を摂取する可能性が高いことが分かりました。

どうやら賢い人々が、常に賢明な選択をするわけではないようです。

運動で脳が活性化する仕組み

運動をした直後はもちろん、長時間行う場合においても、まず、脳内の神経伝達物質が増加します。それらの神経伝達物質は、心の調子に大きく関わっています。

具体的には、心の安定をもたらすセロトニン、心地よさ(快感)をもたらすドーパミン、または高揚感を生むアドレナリンなどが、あなたの脳に増加します。

次に、「成長因子」と呼ばれる記憶や学びを助けるタンパク質(細胞の増殖や分化を促進する栄養素)が増加します。

そしてその後、長期記憶において特に重要な役割を果たしている「海馬」と呼ばれる脳の部位で、新たな脳細胞の生成が促進されます。

このように、1、脳内の神経伝達物質が活性化し、2、ニューロンの回路を構築する成長因子が増え、3、新たな脳細胞が誕生するという一連の神経細胞レベルでの変化が、運動するたびに引き起こされるというわけです。

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