優秀なチームを作るために上司が部下とすべき2つの会話

2017年7月14日

仕事のチームで優れた働きをもたらすには、上司は部下とのオープンなコミュニケーションに努め、優秀なチームを作って従業員を最大限活用する必要があります。

そのうえで、人を導くには、各個人のゴール(目標)を理解して、彼らにそのゴールに向けて正しい機会(オポチュニティ)を与えていくことがカギとなります。

ここでは、チームが仕事で最大限よい働きをするために、全てのマネージャーが従業員と、または、全ての上司が部下とすべき2つの会話について、GoogleやAppleの元幹部であり、「Radical Candor:根本的な率直さ」の著者でもあるキム・スコット(Kim Scott)さんによるアドバイスをBusiness Insiderから分かりやすく紹介します。

1. 相手の思考を理解するための会話

まず、チームのメンバーに、幼稚園からの人生について教えてもらうことから始めます。この会話を通じて、あなたは、その人の人生において中軸(核)となっているのとは何かに意識を集中してください。

そして、なぜ彼が人生において変化を起こしたのかや、彼がさらなる努力をするためにモチベーションとなっているものは何かを理解してください。

たとえば、ある女性は、チアリーダーから水泳選手に人生の路線を変えた理由について、「チアリーダーとしてできることよりも、水泳タイムという明確なものによって本当の意味での結果を見たいからだ」といいました。

この会話から、この女性は結果志向であることが分かります。

会話を通じて上司は、その女性にとって、現在の仕事が難しいものであるかや、本当にモチベーションを与えるものであるのかを見始めるでしょう。そして、彼らが実際に経験した人生の背景を理解できたなら、メンバーたちのより豊かな内面的部分を知ることができます。

しかし、明らかにその人が、子供時代の話をしたくないようであれば立ち入り過ぎないようにしてください。あなたは、精神科医ではなく、上司です。上に立つ人間は、他人の感情に無関心であってはならず、敏感でなければなりません。

以上がひとつめの会話です。

次は、scottさんが「夢の会話」と呼び、チームの各メンバーが目指すべきところ(ゴール)を理解するためのものです。

2. 夢の会話

下記のように尋ねてみてください。

全てが思い通りに運び、あなたが人生で最高のときを迎えているとき、それはどのようなものか、また、あなたの夢は何か。

このとき、夢は一つに限定したものでなく、いくらかの異なる可能性をもてるような聞き方をしてください。

そして、上司は、夢についての会話を通じて、彼らがマスターすべきスキルやこれから何を学んでいかなければならないか、また、夢に向けて歩を進めるために会っておくべき人物は誰であるかを見始めるでしょう。

たとえ、彼らの現在の仕事が、長期的な夢とは全く違うものであったとしても、仕事をなんらかの異なる内容に変えたり、新しいプロジェクトに参加させたり、責任ある仕事を増やすなどさまざまな方法を探ることができます。専門的なトレーニングを提案したり、教育の機会を与えたり、会議に参加させたりして導くこともできます。

これらのことは、彼らの現在の仕事に関連するだけでなく、夢へのステップにもつながります。それは、彼らにとって大いに意味のあるものとなります。