食後にすべきではない6つの姿勢や習慣

2017年10月10日

私たちは、食べてすぐに横になったり、お茶を飲んだりすることがよくありますが、専門家は、これらは誤った習慣であり、高い確率で健康に悪影響を与える可能性があると指摘しています。

ここでは、食後によくみられる習慣のなかから、特にすべきではない6つの姿勢や習慣について、研究で少しずつ解明されてきたことを中心に分かりやすく紹介します。

なかでも食後の喫煙は、健康への悪影響が大きく、死亡率を高める要因にもなるので注意してください。

喫煙

喫煙が、健康を害することは広く知られていますが、食事の後では、その危険性がさらに10倍も増すといわれています。

たばこの成分には、ニコチンが含まれています。ニコチンは体内で、消化に必要な酸素と結びつき、発癌物質の吸収を促す恐れがあります。

いくつかの研究で、食後の喫煙は、一度に10本のたばこを吸うのと同様の悪影響を体に与え、大腸がんや肺がんのリスクを増大すると示されています。

どうしてもたばこがやめられない場合でも、食後の喫煙だけは避け、少なくとも1、2時間は開けるようにしましょう。

寝転がる

食べた後の昼寝を至福のひとときと感じる人は多いかもしれません。しかし、残念ながらこの習慣は健康的とはいえないようです。

寝転がることで、重力によって胃から消化液の一部が食道に逆戻りしてしまうリスクがあるからです。胃液は酸性であるため、食道の内層が焼けて胃食道逆流症を引き起こす可能性があります。

お風呂に入る、シャワーを浴びる

シャワーを浴びたいなら、食後30分間は待ってください。

私たちの体は、食べたものを消化するときに、多くのエネルギーと血流を必要とします。

そのため、食後に温水のシャワーを浴びたり、お風呂に入ったりすると、消化に必要なエネルギーや血流が、体温を放出するために皮膚に注がれてしまい、消化を妨げてしまいます。

お茶を飲む

お茶は、健康的なイメージがありますが、食後すぐに飲むのはおすすめできません。

なぜなら、お茶には、鉄とタンパク質に結合するタンニンが含まれているので、食後に飲むと体内への鉄分やタンパク質の吸収を妨げることがあるからです。

これによって、体内への鉄分の吸収率は87%も減少してしまうことがあり、鉄欠乏症による貧血やめまい、衰弱および疲労を引き起こしやすくなります。

果物を食べる

果物は、専門家が推薦するほど栄養価が高い食品ですが、実のところ、食後に食べると悪影響を及ぼす可能性はほとんど知られていません。

果物は、最も消化がしやすい食品のひとつです。胃から腸までいくのに要する時間は、わずか20分ほどだといわれています(バナナとビーツは除く)。

しかし、食後すぐに果物を食べると、胃で他の食べ物と混ざり合い、短時間(理想的な時間)で腸にたどり着けなくなってしまいます。消化に時間がかかると、結果的におなかの中で腐敗してしまう可能性もあります。

そのため、果物を食べるなら食後ではなく、食前のほうが好ましいようです。

冷水を飲む

食後に、冷水を飲んではいけない理由は非常に簡単です。

冷たい水は、食べ物をおなかの中でぎゅっと凝縮して塊にし、消化を妨げることがあります。一方で、温水の場合は、体内に栄養分を効率的に吸収するのを助けるといわれています。