若い頃よりますます魅力的になった86歳のトップモデル「カルメン・デロリフィチェ」の生き方

2017年11月 8日

誰も年を取ることに逆らうことはできません。人は、年を取ると、肌年齢や体型が変化し、美しさが失われていくような不安感や喪失感に襲われていきます。

しかし、世界には、年齢を重ねるごとに魅力や色っぽさをより一層増していき、エネルギーにあふれた女性がいます。

その一人、カルメン・デロリフィチェ(Carmen DellOrefice)は、86歳の現役トップモデル。約70年にわたるモデルとしてのキャリアを築き、現在もファッションアイコンとして、広告塔や雑誌などで活躍しています。

ここでは、86歳のカルメン・デロリフィチェが、ダリのモデルとして描かれている姿を映した動画をもとに、彼女の魅力的な生き方や美の概念を紹介します。

(カルメンは、15歳の頃、画家サルバドール・ダリの絵のモデルとなり、70年経った今、「Vanity Fair」の企画によって、セントレジス ホテル(St.Regis Hotel)で再びダリの被写体となる)

若い頃よりも一層優雅な美しさを身にまとったカルメンのエネルギーの源は「情熱」であり、勇気をもてば、自分の世界はいつでも変えられるとパーソルのCMで語っています。

カルメン・デロリフィチェとは

1931年、アメリカのニューヨーク生まれのニューヨーク育ち。

1946年、カルメンが当時15歳のときに、ニューヨーク57丁目を走る市内循環バスに乗っていたところを、ある写真家の妻に声をかけられたのがモデルとしてのキャリアの始まりです。

その女性に「お母さんとこの住所に来て」と言われ、そのときに撮影した写真は、あまりよいできとはいえませんでした。周囲は口々に、「カルメンは魅力的だけど、写真映えはしない」と言いました。

言葉の力はパワフルなもので、カルメンは、このささいな一言に、挫折感を味わいます。「私は、写真には向いていない」と。

しかし、当時「VOGUE」の雑誌ライターとして働いていた一人の女性が言いました。「カルメンは、きっと被写体として素晴らしい光を放つわ、私がVogue(ヴォーグ)にまでのし上げる」。

(実際に、彼女は、その後すぐにVogue(ヴォーグ)と契約し、その後70年にわたって世界的なトップモデルとして活躍していきます。)

カルメンは、当時の気持ちを次のように語っています。

「そこから学んだわ。私には、たくさんの可能性の世界が広がっているし、人生を変える自由がある。自分の人生は、自分で決められるの。

よく「どうやったらそんなにエネルギッシュに続けられるのか?」って聞かれるけど、それは、「情熱」よ。なにかをしなきゃいけないじゃなくて、それは私に与えられた特権なの。今も、そして、これからも続けていくし、終わりなんて存在しないわ。

私は、まだ描きかけのキャンパス。生きている間は未完成のままよ」

カルメン・デロリフィチェにとっての美

美しさには年齢は関係ないし、有効期限なんてありません。人を愛し、長い人生を生きた分だけ、女性の魅力や知性、色っぽさは増していきます。

美しさの概念、仕事に適した人材などは、自分が作り出すものであって、世間が決めることではありません。

コンプレックスは全て個性として輝きを増します。実際に、カルメンにとってコンプレックスであった高い身長や痩せ型の容姿は、モデルとして役立ち、白髪も染めなければチャームポイントになりました。

カルメンはたくさんの女性に心からメッセージを贈ります。

「いつでも恋をしていなさい。私は3度の結婚をしたわ。ときめきは美しさをつくるもの」

その他の参照元:
1. Oldest model on staying young
2. PERSOL Brand Movie | Carmen(Carmen Dell'Orefice) WEB limited long version
3. Supermodel grey glamour - New York Post
4. Carmen Dell'Orefice in conversation with Prof Frances Corner OBE