妊娠15週目から20週目の赤ちゃんの成長と妊婦の体の変化

2011年2月14日

妊娠15週目から20週目に、おなかの中で赤ちゃんが成長する様子や妊婦の体の変化を紹介した動画です。

妊娠周期の中間地点を迎える頃で、安定期に入ります。子宮が大きくなり、胎盤が完成するため、流産の危険性が低くなります。

妊娠15週目から20週目の胎児の成長

妊娠15週目になると、胎児の身長は約10cmを超え、体重も120グラムくらいまで成長します。

肌の表面のしわは多くありますが、皮膚に少しずつ厚みがでてきます。体は産毛で覆われ、皮膚の新陳代謝がはじまります。

心臓が完成する時期で、市販の聴診器をおなかに当てると、赤ちゃんの心拍音を確認することができます。

髪の毛や爪も生え、耳や目、口など、からだの様々な器官が形成され、内蔵の形はほとんどでき上がります。

嗅覚、味覚、聴覚、触覚が発達し、外の音が少しずつ聞こえてきますが、胎児は羊水の中にいるため、母親と同じように聞くことはできません。おなかの中で、母親の心臓の鼓動や血液が流れる音、発する声を中心に、音の高低やまとまりをメロディーのように心地よく聴いているのかもしれませんね。

妊娠15週目の赤ちゃんの発達についてはこちら >
妊娠16週目の赤ちゃんの発達についてはこちら >
妊娠17週目の赤ちゃんの発達についてはこちら >

妊娠18週目には、胎児は、身長が約14cmで、パプリカくらいの大きさになります。おなかの中で頭の位置がほぼ固定してきます。脳が発達し、中枢神経の外側を覆う脂肪質(myelin)が神経(nerve)を囲うようになります。

妊娠18週目の赤ちゃんの発達についてはこちら >

妊娠19週目には、胎児の身長は20cmを超え、体重は300グラムほどになります。

この頃から母親は、胎動を感じ始めます。歌ってあげる余裕が生まれる頃なので、おなかの赤ちゃんにどんどん歌ったり話しかけてあげましょう。

妊娠19週目の赤ちゃんの発達についてはこちら >
妊娠20週目の赤ちゃんの発達についてはこちら >

妊婦の体の変化と過ごし方の注意点

妊婦の体温は、妊娠前の平均体温まで下がり、つわりがおさまってくる時期です。

しかし、つわりがおさまったからといって暴飲暴食は避け、バランスのよい食事を心がけましょう。また、高いところに手をのばすなどバランスが崩れやすい体勢になったり、お腹の負担になったりするような動きは避けます。

安定期に入ると、今までできなかった歯の健診や妊婦体操(マタニティーヨガなど)、旅行などができます。

母乳育児に向けて乳房のケアを始めましょう

安定期に入った頃から、産後に母乳が十分に出るように、乳房のマッサージを少しずつ始めましょう。

もし、乳首が平らだったり(扁平乳頭)や引っ込んでいる(陥没乳頭)、また、赤ちゃんが飲みにくい形状であれば、出産に向けて飲みやすく乳首を整えてあげることが母乳育児を成功させるカギになります。

乳首ケアのやり方は、乳頭を一日1回オリーブオイルなどをつけてきれいに掃除したり、つまみあげるマッサージを行う程度で十分です。

こちらもどうぞ:
母乳がよく出る乳房マッサージ法・扁平乳頭・大きい乳首でも母乳育児は可能!

戌の日と腹帯

妊娠16週目になると戌の日に腹帯をしめる古くからの習慣があります。これは干支の中で一番安産である犬にあやかったものです。

腹帯を巻くのには、理由があります。

今まですっぽりと骨盤におさまっていた子宮が、骨盤から出て、赤ちゃんと外界の間の腹壁が薄くなるため、それを保護するためです。また、妊娠中の体のバランスを取り、おなかを保温する役割もあります。