赤ちゃんのおなかにガスをためないための対処法

赤ちゃんが泣くと、授乳やおむつ交換を真っ先に思い浮かべてしまいがちですが、実は、おなかにたまったガスへの不快感が原因かもしれません。

もともと赤ちゃんは、消化器官が未発達で、おなかにガスがたまりやすいといわれています。そのため、そのような場合は、ゲップをさせたり、マッサージでガスを取り除いて楽にしてあげましょう。

その他にも、授乳のやり方を見直すことで症状が改善し、あまり泣かなくなったという例もたくさんあります。

ここでは、赤ちゃんのおなかにガスをためないための授乳の注意点や効果的な予防方法、正しいゲップのさせ方について分かりやすく紹介します。

赤ちゃんのおなかにガスがたまる原因と予防法

一般的に、母乳を与える母親が牛乳やカフェイン、ブロッコリー、玉ねぎ、にんにくなどを摂取すると、赤ちゃんのおなかにガスがたまりやすいといわれています。

また、授乳中に、母乳やミルクと一緒に空気を飲み込むこともよくあるようです。特に、哺乳瓶を使用する場合は、母乳に比べて空気が入りやすいので、必ず空気を抜く穴があるものを選びましょう。

そして、授乳後は、すぐに横にしないで、赤ちゃんを縦抱きにして背中をやさしくさすったり、軽く叩いたりしてゲップを促し、20分間は安静にしておきます。

もし、縦抱きでゲップが出ない場合は、赤ちゃんの顔が母親の肩の上あたりにくるように位置を高く抱き直したり、うつ伏せにして背中をさすったりすると出やすくなります。

また、人との赤ちゃんの受け渡しの動作中にもゲップが出ることがよくあります。その場合、赤ちゃんの脇を持つと出やすいようです。

その他にも、赤ちゃんを仰向けにして、足をやさしく上下したり、自転車漕ぎの運動をさせてあげるのも、おなかのガスを取り除くのに効果的です。

正しいゲップのさせ方

ほとんどの場合、赤ちゃんを縦抱きにして、背中の上辺りを、卵を包み込むように丸めた手でポンポンと軽く叩き続けるとゲップがでます。

なかなかゲップが出ない場合は、叩き方を強くするのではなく、時折背中をさすってガスを上に移動させる手助けをしたり、下から上に叩く位置を徐々に移動させてみてください。

座った姿勢でゲップをさせるときは、赤ちゃんの胃が圧迫されないように、体勢には十分注意してください。

ゲップをしない時の対処法

授乳後にゲップをさせないと、おなかにガスがたまって、赤ちゃんの機嫌が悪くなったり、せっかく飲んだ母乳やミルクを吐き戻したりする原因にもなります。

まれにゲップを全くしない赤ちゃんもいますが、コリックの症状がない場合は、それも個性だと考えて落ち着いて対応してあげましょう。

特に母乳の場合は、哺乳瓶で飲む場合に比べて、空気を飲みにくい傾向があるのでゲップをしないこともよくあるようです。

もし、授乳後に頻繁に吐き戻すようなら、ゲップの有無にかかわらず、しばらくは縦抱きにして様子を見てください。

ただ母乳やミルクを飲みすぎて吐き戻しただけであれば、少しの間あやして様子を見た後、まだ欲しがるようなら、再び授乳してみましょう。

それでも頻繁に吐く、または、機嫌が悪い状態が続くなど、赤ちゃんについて心配なことがある場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。