子供の将来の身長を予測する方法と背を伸ばす秘訣

2011年11月21日

子供の成長はあっという間です。

「寝てばかりいたはずなのに、もうこんなことができるようになった」
「ドアノブに手が届くようになった」

など、どんどん成長していく姿は、親にとっては本当にうれしいものです。

なかでも、実際に数値として表れた身長の変化を目にすると、「あんなに小さかったのに、本当に大きくなったな」と実感するとともに、とても感慨深いものがあります。

そして、多くの親が次に思うことは「成長して、どれくらいまで大きくなるのだろう」、「もしかしたら180cmを超えるかもしれない」といった身長の予測かもしれません。

そこで、ここでは「子供の身長が将来どれくらい伸びるのか」について、その可能性を予測するためにアメリカで知られている将来の身長の計算方法や身長を伸ばす秘訣を中心にした米国小児科学会のDr.Marleigh Moscatelによるアドバイスを紹介します。

子供の身長の予測方法

子供の将来的な身長を予測するには、2通りの方法が考えられます。

一つ目は、両親の身長を目安にした計算によって導き出す方法です。

一般的に男の子の場合は、母親の身長+13cm(5インチ)と父親の身長の平均値、女の子の場合は父親の身長-13cm(5インチ)と母親の身長の平均値だといわれています。

なかには、統計的に2歳児になると身長の伸び率がおおよそ決まってくることから、2歳児は、大人になった時の身長の約半分だと考える医師もいます。それをもとに、2歳児の身長を単純に2倍した数値も目安として考えられています。

とはいえ、ここで導き出された身長の予想数値よりもはるかに大きく成長したり、数値に満たないことももちろんあります。

その子がもつ潜在的な要素や成長ホルモンのバランス、環境や食べ物など外部的な要因も関わるので、あくまで目安程度に考えておきましょう。

子供の身長を伸ばす秘訣

子供の頃から昼間にしっかりと体を動かし、バランスのよい食事と質のよい睡眠によって成長ホルモンの分泌を促すことは、背を伸ばすのにとても有効だといわれています。

下記に、背を伸ばすためには欠かせない3つのポイントを紹介します。

運動

運動は、筋肉や体を強く丈夫にしてくれるだけでなく、姿勢や体のゆがみを改善して、柔軟性を高めるためにも有効です。さらに、体を動かすことで、新陳代謝は活発になります。

昼間の過ごし方は、夜の睡眠にも影響するので、日中はしっかりと体を動かしましょう。

特に、水泳やかけっこは、おすすめな運動です。また、ストレッチは股関節をやわらかくして、血行を促してくれるので、昼間だけでなく、寝る前にもぜひ親子で取り入れてみてください。

睡眠

体の壊れた細胞を修復して、日中の疲れを回復するためにも睡眠は大切です。小学生でも8時間半から11時間は睡眠をとる必要があります。

なかでも、眠りの開始から3時間は、成長ホルモンが多く分泌される時間帯で、子供の成長を促すポイントだといわれています。

残念ながら、眠りについてからの約3時間の深い眠りの状態が短くなってしまうと、成長ホルモンは分泌されにくくなってしまいます。

まずは、寝る前に、心と身体をリラックスさせて、自律神経を落ち着かせたうえで、ぐっすりと熟睡できる環境づくりから取り組んでみてください。

食事

身長を伸ばしたいなら、新鮮な野菜や果物、全粒(無漂白)の穀物などを中心とした健康的な食事を心がけるのは基本です。

そのうえで、鶏肉や卵、魚、豆腐、マメ類といった良質なたんぱく質を1日に最低1品は加え、乳製品や魚でビタミンDを補給し、骨を強くしましょう。

そして、マーガリンやジュース、コーヒー、糖分や油分の多い加工品、インスタント食品はできる限り避けることも忘れないでください。

いずれにしても、子供の背がどんなに高くなろうがなるまいが、子供が元気に成長する姿は親にとってはこのうえなくうれしいもの。

そんな日々の子供の成長に感謝の気持ちをもって、温かく見守っていきたいものです。