妊婦と胎児によい3つの出産体勢

2012年2月 8日

ここでは、胎児への酸素の共有量を増やし、骨盤を開いて出産をスムーズに進めるといわれる3つの出産体勢や呼吸法について紹介します。

出産は、母子ともに負担が大きくかかることだからこそ、できる限り自分にあったストレスのないスタイルで産むことが一番です。

出産時の呼吸方法

出産には3つのステージがあり、最終段階のいきみ時は、ほとんど余裕が無くなってしまうため、本番に備えて、予め頭の中でイメージトレーニングをしておくことをおすすめします。

陣痛の痛みで息を止めてしまうと、スムーズな出産の進行を妨げてしまいます。

力を抜いてリラックスするためにも、呼吸法は大切です。口でゆっくりと吸って吐き、酸素を体中にいきわたらせましょう。

娩出期の陣痛は強く長く変化し、いきまなくてはいられなくなります。助産士の指示に従って、陣痛の波に合わせて、呼吸といきみを繰り返します。

もし、頭が出たら早く短い呼吸に切り替えます。肩まで出たら、胸から下はするっと出てきます。

出産姿勢

パートナーに支えてもらう姿勢がとれると少し楽になります。

横向き

横向きの出産体勢は、会陰の筋肉をやわらげて避けるのを防ぐため、会陰切開の予防になるだけでなく、妊婦と胎児にもっと重要な利点をもたらします。

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病院に用意された椅子に座ったままの姿勢では、産道が狭くなって赤ちゃんが通るのが大変になったり、骨盤と背骨付近にある非常に重要な血管を圧迫して、妊婦の下半身や胎児へ酸素を送る大切な血管が細められてしまうことがあります。

もし、分娩台がそのように設定されているなら、せめて陣痛室だけでも、ベッドに寝て待つ間は横向きになりましょう。横向きになるだけで、腰の負担をやわらげることができます。

立位姿勢

腰の血管を圧迫することがなく、最後まで赤ちゃんに胎盤を通じて十分な酸素を送ることができる立位姿勢も有効です。

赤ちゃんへの酸素の供給量を増やすとともに、立ったまま膝を曲げていきむことで仰向けに寝た姿勢よりも30%近く骨盤が広がります。

スクワット体勢

膝をつかないで軽くしゃがんでいきむスクワット体勢は、赤ちゃんが通る産道を広げるため、出産がスムーズに進行しやすくなったり、骨盤を広げて、背中の痛みをやわらげてくれる効果があります。

スクワット体勢には、パートナーの首の後ろに手を組んでぶらさがるような体勢や、背後からワキと腕を支えてもらう体勢、足を開いて前方にある机やバーにもたれかかった体勢などがあります。

陣痛室での過ごし方や、体勢について不安がある場合は、医師や助産士とよく相談して、少しでも不安をなくして本番を迎えましょう。