子供の心理の裏をついたしつけ方法

2012年3月26日

直球勝負のしつけではなく、アメリカの児童心理学の研究をもとに、親が知恵を使って子供の裏をかいていくしつけの方法を紹介します。

自我が芽生えた子供に振り回されるのではなく、上手にコントロールしていくコツです。

しつけをする時は、感情的になるよりも、穏やかに落ち着いて話す方が効果的です。特に10代の子供は、大声で怒鳴られたり、感情的に注意されたことには、耳を貸さない傾向があります。

前向きなしつけ

前向きなしつけの仕方は、言い方を「ダメ」ではなく「~しよう」と変えます。子供の頭に正しい行動をインプットさせるコツは、ダメなことを指摘するよりも、すべきことを話す方が効果があります。

例えば、道路を渡る時は、「よく確認しないで渡ってはダメ」よりも「左右を確認してから渡ろうね」と伝える方が教えられたルールに意識を集中させやすくなります。

選択肢を制限する方法

子供が嫌がることは、「いいよ」や「嫌」と答えるような聞き方は避けます。選択肢を与え、自分でコントロールしていると感じるような話し方をする方がうまくいきます。

例えば、朝服を着たがらない時は、「この服とあの服どちらにする?」と聞き方を変えるだけで、服を着るのが前提となり、自分の意見が尊重されていると感じる。

反心理学的方法(リバースサイコロジー)

反心理学的方法を取り入れたしつけとは、人に何かさせようとして、わざと逆のことを言って相手を挑発することです。

「~にはまだ無理かな」といった言葉で、逆にやりたくなるような心理状況にする方法で、特に7歳未満の子供のやる気を起こさせるのに有効だといわれます。

例えば、ご飯をたくさん食べて欲しい時は、「これ全部は食べられないだろうな」と挑発し、やる気を起こさせます。

嫌なことから焦点をずらす

わざとおかしなことやおどけたこと、楽しいことを言って、本来の目的をぼやかす。

例えば、片付けを片足ケンケンでやってみよう!と提案することで、片付けは嫌という本来の意識を忘れさせるテクニックです。

しつけとごほうび

瓶の中にお金を用意し、ルールを破ったらその都度お金を取り出す方法。これを続けると、4週間後には、ある程度の悪い習慣は改善されることが多いといいます。

この方法は、悪い習慣を断ち切らせるとともに、原因と結果の関係を勉強させることに役立ちます。

しつけとともに考えたいチック症

しつけとともに考えたいのが、小学生によく見られる「チック症」です。

親のしつけや心の重荷、過度の緊張、不安が原因で起こる症状で、感受性の高い子供がかかりやすいと言われます。

チックの症状が出る時は、決して怒って治そうとしないで、気付かないふりをしながら、周囲の言動から見つめ直し、あまり長引くようなら医師に相談しましょう。