揺さぶられっ子症候群について

2012年3月15日

揺さぶられっ子症候群とは、特に赤ちゃんの首が据わる前に見られる症状で、一番の原因は親の虐待的な対処方法だといわれます。

揺さぶられっ子症候群は、赤ちゃんが泣き止まないことにイライラして、激しく体を揺さぶることで脳の神経を損傷させるケースが多いようです。

そのことから、日本では揺さぶり症候群とも呼ばれます。

ただ揺すられるだけなら、治癒するケースが多いのでは?と軽く考えてはいけません。実は揺さぶられっ子症候群により損傷を与えてしまった赤ちゃんの脳のほとんどが回復不能になります。

具体的には「長すぎる、強すぎる、早すぎる」揺さぶり方をした時に、頭蓋骨にまだ隙間が多い赤ちゃんの脳の血管に損傷を与え、内出血を引き起こします。

状況によっては脳の神経を損傷する最悪の事態に陥ります。

一度脳の神経を損傷すると、時間が経過した場合、医師にはどうすることも出来ないほどの重い神経障害を残します。

揺さぶられっ子症候群の症状例

目が寄ったり上を向くのは、眼底出血、目の後ろ側の血管が損傷を起こした時に見られる症状。

その他、言語障害、難聴、脳に内出血が起こることで運動機能障害や知能障害、発達障害を引き起こします。

注意点

赤ちゃんを高くあげたり下ろしたりを繰り返したり、軽く空に向けて投げ、たかいたかいをすることも現在は要注意だとされます。

特に首が据わっていない時期に赤ちゃんを激しく揺さぶるのは大変危険なことです!

赤ちゃんが泣く理由と対処の仕方

赤ちゃんは、泣くことでコミュニケーションを取ろうとしています。泣くことはストレスの発散、運動になり、心肺を発達させる役目もあります。

まずは、周囲がイライラしないで深呼吸をし、落ち着いて赤ちゃんが泣く原因を考えてあげましょう。

尿や便、おなかがすいた、気持ち悪い、寒い暑い、眠たい、さみしい、不安など何かを伝えようとしているのかもしれません。

生後半年までは何をやっても泣き止まない時期もあります。しかし、これがずっと続くわけではないので、この限られた時期を温かく見守ってあげてください。