子供の健康を害するプラスチック製品の見分け方

2012年5月15日

子供の健康を害するリスクが高いプラスチック製品と安全なプラスチック製品を見分ける方法を紹介します。

プラスチック製の容器やラップ、保存用袋は便利ですが、全てが同じ原料で作られているわけではありません。なかには、熱を加えたり、洗剤や酸に反応したりなど、外部からの様々な刺激によって、有害物質が発生し、食べ物や飲み物へ溶け出る可能性が高いものがあります。

また、電子レンジ可能と表記された食品保存容器や、ファーストフードの持ち帰り用に使われているプラスチックケースの中にも、健康を害する危険な化学物質を含むものがあります。

そのため、欧米では、プラスチック製品に番号が記され、原料が分かるようになっています。

プラスチック製品の危険性と安全なものの見分け方

安全性を見分ける時に参考になるのは、プラスチック製品に記された容器番号とPVCフリーです。

日本製品には普及されていませんが、ジップロックなどの欧米からの輸入品のほとんどに、三角形の矢印で囲まれた番号の記載があります。

一般的に安全だといわれる番号は1、2、4、5です。

3の数字が記載されたものは、ポリ塩化ビニル(PVC/polyvinyl chloride)と呼ばれる化学物質が含まれます。これは、人体のホルモンを破壊して健康を害する恐れがあります。

6は、一般的によくみられる発泡スチレン製のプラスチックで、食品のテイクアウト(持ち帰り用)に使われることが多い白い容器ですが、発がん性物質を含むため、食材の保存にはおすすめできません。

7は、いろいろな原料が混合したタイプで、ポリカーボネートやBPA(ビスフェノール)が含まれることがあり、乳幼児の成長を阻害するリスクが高いといわれます。

恐ろしいことに、このBPAはプラスチックの原料としてよく使用され、缶詰の内側のコーティング剤や哺乳瓶、おしゃぶりなど、赤ちゃんが口にするものに含まれることもあります。

そのため、哺乳瓶を選ぶ時はガラス瓶にするか2、4、5の数字が記されたものを選びましょう。

BPAについて

動物実験によると、子供のADHDや思春期開始を早め、肥満、幼少期の癌、免疫力の低下などのリスクを高めるといわれます。

プラスチック製品の安全な使い方

適切なプラスチック製品を選んでも、使い方を誤ると危険です。安全を第一に考えるなら、電子レンジを使う時はできる限りガラス製の容器に移し替えること。

食器洗い機の使用が可能な容器でも、繰り返し使用することによって、プラスチックの素材が溶け出したり、細胞が破壊されることがあるので健康によいとはあまりいえないようです。

プラスチックの科学物質が破壊されたり、変形を防ぐためには、高温になるような環境はさけ、衛生面を考慮して、表面に傷ができないように心がけましょう。

PVCフリーとは

PVC(塩化ビニル樹脂)とは、発がん性物質や生殖系に悪影響を与える有害な化学物質のひとつで、食品保存用のビニール袋やプラスチック製品によく含まれています。

この有害な化学物質が含まれない製品がPVCフリーで、輸入品のなかでは、ziploc(ジップロック)やPressin Seal 、Clong Plusなどが有名です。