妊娠中にしてはいけない体の動きや運動とは?

妊娠中だからと安静にしすぎる、また、腰が痛いからと体を動かさないでいるのはよくありません。

妊娠中は、医師に制限された場合を除き、適度に体を鍛えておくことが、出産や産後によい影響を与えるといわれています。

しかし、運動方法によっては、おなかに衝撃を受けたり、転倒の可能性があったりと、妊婦や胎児にあまりよくないものもあるので、必ず安全性を考慮しなければなりません。

ここでは、妊娠中にしてはいけない体の動かし方や運動方法、また、妊娠初期や予定日間近に注意すべきことについて分かりやすく紹介します。

妊娠中は制限したほうがよい運動

  • 仰向けやうつぶせで行う運動
  • 腰のひねりを深くいれた動作など、おなかに負担や圧力がかかり、窮屈に感じるような動き
  • スポーツ観戦
  • 人との接触が激しいスポーツやスキー、ダイビング
  • 腰に負担のかかる動きや急に体を動かすような激しい運動

スキーやスノーボード

スキーやスノーボードは、人と接触したり、転倒する危険性があるので、妊娠中は適しません。特に妊娠20週を越えた頃から早産になる危険性があります。

アイススケート

妊娠すると胎児の成長に合わせて子宮に十分なスペースを作るために、骨盤周辺の靱帯を弛緩させるホルモン(レラキシン)が分泌されます。

このホルモンの働きによって、膝やお尻、足首の靭帯もゆるむので、スケート靴を履いてアイスリンクを滑ると、バランスがとりづらく不安定になります。また、スケートは、転倒する危険性もあるので適しません。

マラソン

マラソンをする場合は、軽めに走り、できるだけ長距離は控えます。水分補給をしたり、熱がこもらないように絶えず体のケアを怠らないようにしましょう。

既に42.195キロのフルマラソンに参加予定であるなら、医師に必ず確認します。恐らく大丈夫だと言われますが、ペースを落とし、無理はしないでください。

インターバルトレーニング

インターバルトレーニングとは、高負荷と低負荷を繰り返すトレーニング方法で、体への負担がかかるので、妊娠中に新しく始める運動としては適しません。

基本的に、軽めのダンベルの使用は問題ありませんが、ロープ登りや逆立ちの腕立て伏せ、重量挙げなどはやってはいけません。

障害物のある運動

どのようなものでも、おなかに衝撃を与える可能性があったり、転落の危険がある運動は決して行わないでください。

妊娠中は、運動のやりすぎには気をつけ、痛みを感じたり、ちょっとでも体調がおかしいと感じたらやめましょう。特に妊娠初期や予定日が近い時期は注意が必要です。

妊娠初期の運動の注意点

妊娠初期は、つわりや倦怠感を感じるなど、体調を崩しやすいため、体を動かすことを日課としている人も、スローペースで行いましょう。

朝(午前10時まで)は特につわりがひどくなりやすいので、運動は昼からにずらすなどして、時間帯を変えると無理なく続けることができます。

予定日間近の運動について

早産や流産の恐れがあるなど、医師から制限をされている場合を除き、一般的には予定日が近くても適度に体を動かした方がよいといわれています。

しかし、激しい運動は避け、ゆっくりとしたペースで行うことが大切です。この時期は、ストレッチやヨガを中心に行うのがよいでしょう。

そして、おなかの張りがひどいようならすぐに休みます。

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参照元:
4 Pregnancy Exercises to Avoid | Pregnancy Workout