チック症とトゥレット障害の正しい対処法

2012年11月 5日

チック症とトゥレット障害の主だった症状と子供がなった場合の対処法を紹介します。

チック症は環境による影響をうけて起こる一時的な症状であるのに対して、トゥレット障害は遺伝的な要因が高い神経組織の病気のひとつで、ADHDを併発することが多く、専門医の受診が必要になります。

チック症もトゥレット障害も表面的にでる症状は、ほとんど同じで、落ち着きがないなどと誤解されることが多く、周囲の理解が得られにくいため、家族や学校側もしっかりとした症状の知識を知ることが大切です。

チック症とは

チック症は、小児科医師の話によると、特に幼少期から小学校の間によく見られ、ほとんどの場合が一過性であまり心配をする必要はないようです。

しかし、慢性の場合は、1年以上症状が続きます。原因の多くが教育やしつけへのストレスであるため、症状が見られるようなら、まずは、怒ったり批判をするのをやめてみます。

親や周囲が力を抜いて、しっかりと本人と向き合いながら、安心、または、リラックスさせることで解決することが多くあります。

特に、期待を受けやすい長男や感受性の高い子供、女の子よりもどちらかというと男の子の方に多く見られるようです。

チック症は、一般的に2歳くらいから見られ始め、小学校に入る頃に増加し、高学年が一番多いといわれます。

学校や日常生活で支障をきたさなければ問題はありませんが、原因が筋肉の収縮の問題、ADHDを伴う、発達障害など他の病気であることもあるため、深刻に感じる場合は小児科医に相談した方がよいでしょう。症状に応じて、より専門的な児童精神科医を紹介してくれます。

チック症の具体的な症状

  • 頻繁なまばたき(目をパチパチさせる・上下させる)
  • 首を振る、肩や腕の上げ下げなど不規則な体の動き、ジャンプ
  • のどを鳴らす
  • 風邪でもないのに咳をする(咳払い)
  • 無意識な発声や寄声、同じ言葉を連発、ののしる、相手の言葉を繰り返す
  • 鼻をさする・鼻をすすったり鳴らす
  • 髪を引っ張る
  • 額にシワをよせる
  • くせのようにうなずく
  • 頭を振る
  • 顔をゆがめる(しかめる)
  • 体を反射的にピクっと動かす

チック症の特徴

突然、無意識に不自然な動きや癖を一定期間おきに繰り返す。

上記にあげた症状の中の一部(単純性)だけが表れることがほとんどです。顔面性チックから始まることが多く、他の症状が複数組み合わさって表れることもあります。

ストレスの影響でさらに頻度や度合いがひどくなることもあります。