赤ちゃんの皮膚の特徴と注意点

2012年12月13日

赤ちゃんのやわらかな皮膚は、大人とは異なり、特殊な構造をしています。

一般的に、人間の皮膚は、外界のばい菌や毒素、化学物質などの刺激物、アレルギー源や紫外線などから体を守る最前線の保護バリアとしてだけでなく、体温や水分を調整する役割などがあります。

しかし、赤ちゃんの皮膚は未発達で、メラニン色素が少なく皮膚の層が薄いため、外部からの刺激に対して非常に脆弱です。

ここでは、赤ちゃんの皮膚の特徴について、大人とどのように違うのかを中心に紹介します。

皮膚の特徴

赤ちゃんの皮膚は、外部環境の影響を受けやすいため、洗濯用洗剤や、ローション、石鹸、おむつなどでも、含まれている化学物質に反応してアレルギーを引き起こす可能性があります。

その他にも、下記のように赤ちゃんの皮膚特有の特徴があり、肌荒れを起こしやすいので注意が必要です。

乾燥しやすい

赤ちゃんの皮膚は、大人の皮膚より潤いはありますが、皮脂の分泌量が少なく、皮脂膜の形成も不十分なので、皮膚の水分を2倍近く失いやすい性質をしています。研究者によると、赤ちゃんの65%が乾燥気味だといわれています。

皮膚の乾燥は、感染症や様々な皮膚のトラブルを招くため、ベビー用の低刺激の保湿クリームやローションを取り入れて皮膚をしっとりと保つことはとても重要です。

日焼けしやすい

大人に比べると、メラニン色素が少ないので、紫外線の被害を受けやすい特徴があります。

とりわけ生後6ヶ月以内に重度の日焼けをすると大人になってからの皮膚ガンの発症率が飛躍的に高まるので注意が必要です。

晴れの日はもちろん、くもりの日でも赤ちゃんには必ず日焼け止めクリームを塗るように心がけましょう。

汗疹ができやすい

大人と同じ数の汗腺が、狭い皮膚面積に密集しているため、汗をかきやすく、汗疹(あせも)や湿疹ができやすい傾向があります。

皮が剥ける

新生児期に体全体の皮が剥けることはよくあります。

これは、羊水によって守られていた赤ちゃんの環境が、出産によって大きく変わり、外気にさらされ続けることで、皮膚が乾燥して、起こる自然なことです。