赤ちゃんが泣きやむ抱き方や落ち着かせる方法

2013年11月18日

昼も夜も泣きやまない赤ちゃんをあやすのは本当に一苦労です。

自分の意に反してイライラしてしまったり、子育てに精神的にまいってしまうこともあり、一生懸命な親ほど、その傾向は高くなっているようです。

しかし、赤ちゃんが泣く理由が分かれば、どうにもならないと思われたぐずりが、ちょっとしたテクニックで泣き止ませることができる場合もあります。

ここでは、赤ちゃんが安心して泣きやみ、抱いたまま眠りにつくこともあるほど心地よい抱き方や揺らし方、また、泣いている時に落ち着かせるための効果的な対処法についての専門家のアドバイスを紹介します。

泣き止まない時の抱き方のポイント

赤ちゃんが泣きやまない時は、親は心身ともにくたくたになりますが、抱っこできる期間は、非常に限られています。この宝物のような時間をゆったりとした気持ちで楽しむためのテクニックです。

抱き方のポイントはゆっくりとした揺らし方です。泣き止まないからと早く動かしたり、激しく揺すると、脳に致命的な損傷を与えることがある(揺さぶられっ子症候群)ため、決してやらないでください。

赤ちゃんは、上下の快適な揺れによって落ち着き、眠りにつく傾向があります。これは、おなかにいた頃の母親の動きに関係します。また、左右にゆっくりと揺らすのも効果があります。

抱き方

まず、赤ちゃんの頭を高めにした横抱きにします。抱く人のお腹(胸の辺り)と赤ちゃんの体がぴったりとつくようにすると、体の触れ合いによって体温を感じ、安心するようです。

また、心臓に近い位置で抱っこすると、心臓の鼓動が安心感を与えます。

膝を使った揺らし方

赤ちゃんを抱っこしたら、膝をクッションにして軽く曲げ、伸ばすと同時に左に体を軽くひねります。そして、再度正面を向きながら膝を軽く曲げ、今度は反対側に同じように繰り返します。

膝を使わないで左右に揺らす場合に比べ、上下の動きがワンクッションになり、強い衝撃を和らげてくれます。

さらに、抱きながら、その日にあった出来事や目に見えるものについて話しかけたり、歌を歌うとよいでしょう。

その他にも、「 赤ちゃんの正しい抱き上げ方と快適に感じる抱き方6通り」で詳しく紹介しています。

泣いたらすぐに抱っこしてもいい?

下記より、アメリカの保護者指導教員であるLisa Sudburyさんのアドバイスを紹介します。

赤ちゃんは、まだ話すことが出来ないため、泣くことが自分の要求を伝えるための唯一のコミュニケーション手段です。

まず、何を伝えたがっているのかを分かってあげることが大切です。

もし、赤ちゃんが泣いたらすぐに抱き上げるのではなく、側に寄って「泣き声が聞こえたからお母さん来たよ。どうして泣いているの?抱っこをしてほしいの?」と話しかけてみましょう。これによって、コミュニケーションの取り方を少しずつ教えてあげることができます。

泣く理由と対処法

抱っこして欲しい以外にも、赤ちゃんが泣く理由として考えられることを下記で紹介します

生後3ヶ月までは、生理的欲求で泣くことがほとんどで、不快感を感じる時は、額や眉間にシワをよせる傾向があります。

赤ちゃんが、何を望んでいるかをよく観察してみると自然と解決方法が分かってくるので、考えられる理由を全てチェックしてみましょう。

  • 泣いた時に一番多い理由がおなかがすいていることです。手を思い切りぎゅっと握り締めて泣く時は、おなかがすいていることが多いようです。おっぱいを捜す仕草を見せる時は、ほぼ間違いありません。
  • 便やおしっこで、気持ちが悪いのかもしれないため、お尻が汚れているかを調べます。
  • 暑すぎや寒い可能性があります。冬は、大人より1枚少な目を目安にし、厚着をさせすぎないでください。温めすぎは突然死(SIDS)の原因になります。
  • おなかにガスがたまる
  • 服についたタグや、生地が不快感を与えることもあるため、肌に触れる部分を調べ、綿100%やオーガニクコットンを試してください。服を着替えると泣き止むようなら、次回から生地選びに注意しましょう。
  • おしゃぶりや水道、ラジオ、自然の音を録音したCD、周波数が全て同じホワイトノイズ、扇風機や掃除機の音で泣き止むこともあります。
  • 初めてみる光景やおもちゃで気分を変える。
  • 散歩で気分転換をさせたり、家を歩き回るのが大変な時は、バランスボールが便利です。抱っこしたままバランスボールの上に座って揺れると落ち着きます。
  • 温かい手の平にクリームをつけてベビーマッサージをしたり、お風呂に入れるのも、リラックスさせるのに効果的な方法です。
  • 赤ちゃんが一週間に3回、一日に3時間以上泣く場合はコリックの可能性があります。
  • 泣くことが、疲れたり、眠たくなった合図なら、ゆっくりと寝かせてあげてください。

何をしても泣き止まない場合は、どこか体の具合が悪いのかもしれません。足を激しく蹴るように泣く時は、腹痛や体に異変がある可能性があります。

10分や15分泣き続けることはよくありますが、30分以上も泣き続けたり、いつもとは様子が違うようであれば、医師に電話で状況を説明し、相談しましょう。

親がイライラしてしまった時の対処法

もし、泣き止まない時にイライラしてしまったら、ベビーベッドや安全な場所に赤ちゃんを一旦置き、その部屋から一度出て、自分自身を落ち着かせてから新たな気持ちで対応しましょう。