なかなか直りにくい子供の悪い癖の直し方

2014年5月22日

「指しゃぶり、爪を噛む、髪を触る、唇を噛む」などなかなか直りにくい子供の悪い癖への、年齢に応じた適切な直し方を専門家がアドバイス。

間違った対処をすると、悪い癖は悪化することがあります。

悪い癖の直し方

悪い癖とは、子供の生活や社会性を阻害したり、自制できなくさせる可能性があるものです。中には、強迫性障害(強迫神経症)/OCDや病気が原因の場合もあるので注意が必要です。

まずは、いつその悪い癖が出るのかを観察し、理由を理解することから始めます。

疲れた時、テレビを見る時、不安を感じる、手持無沙汰な時など、悪い癖が出るタイミングがわかると、まずは、原因を取り除いてあげる環境作りに取り組みます。

そして、必要に応じて、もうそんなことをする年齢ではないことを伝え、いつどのような状況で悪い癖がでやすいかを具体的に注意します。

悪い癖が出たからと言って、決して叩いたり手を出さないこと。専門家は、しつけに体罰は必要ないと指摘しています。

指しゃぶり

親指を吸う行為は生まれ持った本能のようなものです。これは、子宮内で親指を吸う胎児の姿からもわかります。

親指を吸うことによって、脳内物質が分泌され、気分が落ち着くといわれます。理由は、おなかがすいているだけではありません。

おしゃぶりの場合は、就寝前やお昼寝前からやめ、一日少しずつ回数を減らす方法が効果的です。思い切って捨ててしまう荒治療もあります。

しかし、指しゃぶりの場合は、周囲がコントロールできないため、改善するのが非常に難しく、おしゃぶりのようにはいきません。

周囲との関わりの中で、恥ずかしいからやめようねと話をしたり、結果がどうなるのかを説明し、「悪いことである」認識を根気よく教えます。親の忍耐力が必要になります。

爪を噛む 髪を触る

爪を噛んだり髪を触ることも同様に、子供が人前で恥ずかしいと感じるようになったり、汚い爪を見られるのが嫌になってやめることが多くあります。

唇をかむ

ストレスを感じる時や自分自身を落ち着かせる手段として行うことが多いようです。周囲の大人が、唇をかむ癖を直させようと強要したり、大げさに反応しないことが大切です。

自分からやめるように動機付けるためには、何にストレスを感じているのかを理解することから始め、原因を取り除くのが一番の近道です。無理やりやめさせようとすると、余計に続くと考えてください。