赤ちゃんの発達にとって大切な「寝返り」の練習方法と補助のやり方

2015年10月22日

赤ちゃんは、寝返りができるようになることで目線が高くなり、視野が広がります。すると、初めて目にする景色にきょろきょろしたり、目に見えるものを触ってみたくなったりと好奇心が促されて、脳の発達が刺激されていきます。

また、寝返りは、体全体を使って重心を移動させる練習にもなる大切な発達段階のひとつなのです。

ここでは、赤ちゃんが寝返りの練習を始めるのに適した時期や、おもちゃを使って上手に促しながら寝返りの補助をする方法を動画とあわせて分かりやすく紹介します。

「自分の力だけで、寝返りができる」という体験は、赤ちゃんの心身の発達に大きな影響を与えるといわれています。下記を参考に、赤ちゃんの機嫌がいいときに、やさしく寝返りの練習をしてあげてください。

赤ちゃんが寝返りを始める時期

寝返りは、赤ちゃんの首がしっかりとすわって、背中やお腹の筋肉がある程度発達してから始めて可能となります。

一般的に、生後5ヶ月くらいで寝返りをするようになることが多いようですが、個人差があるので、焦って無理に練習を始めるのではなく、必ず成長段階に応じて行ってください。

もし、赤ちゃんが片足を振り上げて、腰をひねるような仕草が見られたら、寝返りに向けて体の準備ができてきた合図なので、少しずつ練習を始めましょう。

寝返りの練習方法と補助

寝返りの練習をする時は、畳や下が固めなところで行う方が、赤ちゃんにとっては動きやすく、窒息の予防にもつながります。

厚着をさせていると寝返りがしにくくなってしまうので、できれば動きやすい服装で練習をさせてあげましょう。

決して赤ちゃんの腕や足をひっぱらないで、やさしく支える程度に補助することを心がけてください。

やり方

  1. 赤ちゃんをうつ伏せにして、人形やおもちゃを目の前に出して、注意を引きます。
  2. 人形やおもちゃに意識を集中させたまま、体をやさしく支えるように補助をしながら一度仰向けにします。
  3. 真正面(真上)でおもちゃを見せながら、そのまま赤ちゃんの横にゆっくりとおもちゃを移動させて、赤ちゃんが目で追うような仕草がみえたら、お腹と下側の手を支えて横向き、うつ伏せへと戻します。

最後に

寝返りの練習は、スキンシップにもなります。なかなかしない場合でも、焦ることなく、親子の時間を楽しみながらやってみてください。

赤ちゃんは、自分の力で寝返りができるようになると、コロンコロンとよく向きを変えるようになりますが、でき始めの頃は、うつぶせのまま元に戻ることができなくなることもよくあるので、窒息には十分に注意してください。

また、寝返りで移動して、ベッドの上から落ちたり、周囲に頭をぶつけたりすることもあるので、周囲に怪我をしそうなものはないか安全を確認したうえで、できる限り目を離さないであげましょう。