出産に前向きになれる助産師のアドバイス

2015年11月18日

初産でも経産婦でも、出産への不安を感じるのは自然なこと。しかし、妊婦が前向きな思いを持つことによって、心身がリラックスし、出産をスムーズに進行させることができます。

実際に、前向きな思いを持つことで、脳内麻薬(のうないまやく)と呼ばれるホルモンが分泌され、陣痛の痛みが軽減されることもあります。

最近は、出産の痛みを、赤ちゃんに出会う(産む)ためのエネルギーというポジティブなものに変えるソフロロジー法というものも注目を集めています。

ここでは、妊娠中から分娩当日までの心の持ち方についての助産師のアドバイスを紹介します。

ポジティブな思いの持ち方

母親の心が安定していると、赤ちゃんもそれを感じ取り、安心することができます。周囲の人もポジティブな言葉をかけることが大切です。

予定日を過ぎてもなかなか産まれなかったり、逆に早まってしまうと心配になりますが、そんな時は、赤ちゃんと母親双方の準備が整った最高のタイミングで生まれてくると思いだしてください。

「私は絶対に出来る」「私は強い」「一人ではない!赤ちゃんが一緒に頑張ってくれている」といった思いを持ち続けることが自信へ繋がります。これを英語ではアファメーションといいます。

産む時は胎児を子宮で抱きしめ、外にやさしく押し出してあげるイメージでのぞんでください。

助産師による分娩中の過ごし方のアドバイス

分娩中に叫んだり、呼吸が激しくなったり、尿や便をもよおすことがありますが、それらは全て自然な人間の営みの一つです。

我慢しないで自分をそのまま受け入れ、希望や不安などは、とことんパートナーや助産士に話し、できる限りリラックスして過ごします。

陣痛の波がおさまったら、水分補給を行います。それによって母体循環血液量が増え、胎児に安定した酸素を送ることができます。

また、体に余分な力が入ると胎児を締め付けてしまうため、リラックスして余分な力を入れないように心がけましょう。