妊娠40週目の胎児はどんな様子?この時期の妊婦の過ごし方について

2016年5月30日

約9ヶ月間にわたって胎児に酸素や栄養を送り続けてきたへその緒は、赤ちゃんが生まれ、肺で呼吸をするようになったその時に、機能が停止し、その役割を終えます。

妊娠40週目は、そんな記念すべき「出産予定日(最終月経の初日から数えて280日目)」を迎える週です。

臨月(妊娠36週0日から39週6日)が終わり、おなかの中の赤ちゃんは、子宮の外での新生活に向けて、臓器の発達や反射などの身体上の機能をほとんど全て整えています。

母子ともに、ただ、生まれるその日が訪れるのを待つのみの状態です。

ここでは、妊娠40週目のおなかの中の赤ちゃんの大きさや身体の発達について分かりやすく表現した動画、また、妊婦の過ごし方に関するアドバイスを紹介します。

母親に、出産の兆候が表れ始めた頃から、赤ちゃんは、子宮外の生活に適応するために、初めての肺呼吸に備えてストレスホルモンを分泌します。

妊娠40週目のおなかの赤ちゃんの発達と様子

妊娠40週目になると、胎児の平均的な身長は、約51.2cm、体重は約3450グラムくらいまで成長していますが、背が高い子や低い子、丸まると太っていたり、痩せ気味であったりと、体の大きさには個人差があります。

出産を迎える頃のへその緒の長さは、約50cmほどです。

頭蓋骨はまだ結合していません。これによって、赤ちゃんは、出産時に、頭を円すい形のような形にぎゅっと縮めて産道を通りやすくすることができます。そのため、出産後の赤ちゃんの頭が少し尖ってみえることがありますが、それは一時的なものなので、問題はありません。

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妊娠40週目以降の妊婦の過ごし方について

妊娠40週0日が出産予定日であることから、陣痛がいつ始まってもおかしくはない時期で、赤ちゃんを腕に抱く日がもうすぐそこまできています。

妊婦は、産科医にそれまでよりも頻繁に通院して、血圧、タンパク値、体重などの検査を定期的に受ける必要があります。

赤ちゃんを産むのに適した時期として知られる「正産期」は、出産予定日の3週間前(妊娠37週0日)から、2週間後(妊娠41週6日まで)までと約5週間近くあります。

妊娠40週目を迎えると、医師は、超音波(エコー)検査などで、胎児の呼吸(胸や腹部の動き)、筋肉運動の様子(手の開閉や手足の曲げ伸ばし)、羊水量、胎盤の状態などをチェックし、子宮頸管の様子や子宮の開き具合などを考慮に入れて、帝王切開や陣痛誘発剤の必要性、または、出産までの予定をたてます。

この時期に、妊婦が最も気をつけたいことは、何よりもリラックスして過ごすことです。

夫婦で散歩をしたり、ランチやディナーに出かけたり、赤ちゃんが生まれる前の限られたひとときを大切に過ごしましょう。

お産の始まり方や進行状況は人それぞれ異なります。何が起きてもパニックにならずに、落ち着いて対処するように心がけてください。なかなかお産の気配がなくても、焦らないで、自分自身をいたわりながら、リラックスして過ごすのが自然に陣痛を促す秘訣です。

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その他の参照元:
1. 40 Weeks Pregnant | What To Expect
2. Your pregnancy: 40 weeks | babycenter