最近の子供に多いといわれる睡眠不足の原因や悪影響と改善策

2016年5月20日

子供が日中の活動でフルに使った脳を休ませることができるのは、睡眠中だけです。

睡眠は、脳や心身を回復し、発達を促す成長ホルモンをはじめ、多数のホルモンを分泌して細胞を再生する大切な役割があります。

しかしながら最近は、十分な睡眠時間が取れずないため、集中力が低下し、疲れがなかなかとれない子供が増えているようです。

ここでは、子供に多い睡眠不足の原因や心身への悪影響、効果的に改善する方法について紹介します。

アメリカでは、実際に睡眠の質や時間を見直すことで、倦怠感や集中力、落ち着きが改善した事例がたくさんあります。

子供の睡眠不足の原因と悪影響

アメリカでは、習い事や過密なスケジュールによって、子供に負担がかかりすぎたことが原因で、10歳以下の70%に、なかなか寝つけない睡眠障害があるといわれ、ぐっすりと眠れない子供が増えています。

睡眠不足は、子供のストレスやイライラを生み、頭痛や体の不調、免疫力の低下、注意力や集中力の低下、疲れやすくなる、ネガティブな人生観になるなど、様々な悪影響を及ぼし、それが、学力の低下や友人関係のトラブルを引き起こす原因にもなっています。

こういった睡眠不足によるストレスから子供を守るために、親がまずすべきことは、年齢に応じた必要な睡眠時間を知り、それを確保することです。特に発達過程にある子供には、夜10時から2時の睡眠が大切だといわれています。

子供の睡眠不足を改善する方法

もし、子供がいつも熟睡できていない可能性があるなら、まず、下記を参考に子供の生活環境を見直してください。

そして、どのような時に子供が疲れたようにみえるのかを注意深く観察し、原因を一つ一つ取り除いていきます。

夜寝る時間を早くする
寝る時間が遅くなれば、睡眠時間が短くなり、体と脳の疲れが取れないため、目覚めが悪くなります。それでは朝無理やり起こさなければならなくなり、一日のよいスタートがきれません。
まずは、寝る時間を早くして睡眠のリズムを調整し、朝20分から30分間、太陽の光を浴びて体をリセットさせましょう。
過密スケジュールを見直す
普段のスケジュールがハードであると、十分な睡眠が確保できず、体が回復することができないので、疲れがたまりやすくなります。これは成長期によくみられる傾向があります。
部活動や習い事で日中を活動的に過ごしている場合は、必要な睡眠量を確保したり、習い事を減らして、時間にゆとりを作って様子を見ましょう。
食事管理
食事の栄養バランスも睡眠の質や体調に影響を与えます。食生活を見直して、活動する上での必要なエネルギーやビタミンをきちんと食事で補充できているかを確認しましょう。
その他
寝る前は、脳を興奮させるようなもの(テレビや携帯、ゲーム、パソコン)は遠ざけ、気持ちをリラックスさせます。
子供に睡眠の重要性を教えるのも有効です。