子供の能力(才能)を決めるのは遺伝か環境か?伸ばす秘訣は?

2016年5月12日

子供の脳は、色々な経験を積み重ね、学べば学ぶほど、能力の限界を超えることができる柔軟さをもちます。

そして、新しいことに触れて考えること(刺激)で、脳の化学物質が放出されてシナプス結合が促され、その度に、ひらめきや、問題の解決能力が高まっていくことが現代科学で分かっています。

ここでは、子供の能力(才能)はどうやって決まるのかをもとに、伸ばす秘訣について教育心理学者(哲学博士)のCarol Dweckさんによるアドバイスを紹介します。

人間の能力(才能)はどうやって決まるのか

以前は、生まれながらにして人間の能力(才能)は決まっており、人それぞれ能力の伸びには限界があると信じられていましたが今は違います。

個々の能力は、生まれもっての才能(遺伝的要素)と環境(働きかけ)の相互作用で決まるという意見が有力な説です。

能力(才能)を伸ばす効果的な取り組みとは

子供の能力は、苦手なものを克服できるように周囲が後押ししたり、親が才能を伸ばす働きかけをすると高められることが多くあります。

子供の能力を決めつけない
例えば、字が汚いのは、ただ正しい字を書かせる取り組みをしてこなかっただけなのかもしれません。苦手だと感じることがあれば、それをうまく行えるようにやり方や考え方を教える機会を作る必要があります。
繰り返す
子供に教える時に一番求められることは、親の忍耐力です。始めはうまくいかなくても繰り返すうちに、情熱を傾けはじめることもよくあります。一度興味を示さなかったら、期間をあけて再度挑戦させるのもよいでしょう。
成功するまで励まし続ける
親がイライラしないで、余裕をもって、愛情深く励まし続けることが何よりも大切です。ひとつのやり方でうまくいかなくても、他のやり方や考え方、機会を与えることが成功につながります。
知らない分野に触れる体験をさせる
様々な新しい分野の世界に触れさせ、今までにない体験を積み重ねていくことによって、自分の得意なことを発見したり、社会の中で、自分の能力を活かせる分野を見つけていく手助けになります。