子供が悪い言葉を使う時の親の対処法

2016年6月22日

子供が悪い言葉を使う時の対処法について、アメリカの臨床心理学者ドクターKimberly Williamsさんによるアドバイスを紹介します。

子どもは、言葉を覚えるにつれて興味深々に新しい言葉を使って話し始めます。それは時には親が耳を覆いたくなるような悪い言葉であったり、外では言って欲しくない汚い言葉であったりすることもあります。

悪い言葉使いを注意すればするほど親の反応を面白がるかのように調子にのってしまうし、どうすればよいのか悩む親も多くいます。

これは、ほとんどの子供に見られる感情や能力の発達の表れなので、親はそれほどナーバスになる必要はありません。親にとっては難しい時期かもしれませんが、上手に付き合ってうまく導いてあげましょう。

幼児期の対処法

まず気に留めておきたいのは、子どもが言葉を学ぶ段階で、誰かの真似をしている可能性があることです。

むやみに怒るのではなく、少し落ち着いて「この子がどこで聞いた言葉なのかな」と考えてみてください。「ばか」「うるさい」「でも」という言葉使いの多くは、家族の口癖のまねをしていることが多いようです。友達との付き合いやテレビのマネをしていることもよくあります。

子供にきれいな言葉使いを身につけさせたいのであれば、まずは身近な親がお手本を見せるのが一番早い方法です。

2、3歳くらいになると、「おちんちん」や「うんち」などといった汚い言葉をよく使い始めます。この時期は、悪い言葉を使いたくて仕方がない時期なので、神経質になって怒らなくても、時期が来れば落ち着いてきます。

親が怒る姿を見て、逆に反応を面白がったり、気を引きたくて余計に口にするようになるので、無視するか、「そういう言葉を使うのはおかしいよ」と一言告げて後は無反応を示します。

しかし、5歳くらいからは、大人や友達との付き合いの上でトラブルになりやすい言葉遣いや人を傷つける恐れがある言葉を口にすることがあれば、少しずつ直してあげる必要があります。

幼児期は、まだ言葉の本当の意味や使い方が分からないまま使っていることがほとんどなので、どのような時に使うべき言葉か、また、その場に応じたふさわしい表現方法や目上の人への言葉使い、人前で使う言葉ではないことなどをその都度ひとつずつ教えてあげましょう。