離乳食で注意が必要な食品

2016年7月28日

赤ちゃんは、離乳食中期(目安:7、8か月頃)以降になると、柔らかさや水分量を調節することで、(アレルギーが無い限り)大人が口にするほとんどの食材を食べることができます。

しかし、消化器官の発達が未熟であるため、アレルギーや細菌感染が起こりやすい食べ物があることを頭に入れておかなければなりません。

ここでは、離乳食初期(目安:離乳食開始から1ヶ月目)から注意すべき食べ物やたんぱく質(肉や魚、卵など)の取り入れ方について紹介します。

赤ちゃんには注意が必要な食べ物

離乳食初期は、なすびやアスパラガス、いんげん、とうもろこし、豆類、きのこ類、レバーなどの肉類、刺激の強いにんにくや生姜、唐辛子、香辛料、甲殻類アレルギーの出やすいエビやカニは避けます。

また、調味料の使用も適しません。特に、アルコール成分を含んだ調味料は使用しないでください。

もし、調味料によって味付けを濃くしてしまうと、赤ちゃんの腎臓や消化器官の負担になるだけでなく、味覚の発達を妨げてしまいます。

その他

アクの強い野菜
ほうれん草やビート、カブ、コラードの葉(ケールの一種)は、赤ちゃんの貧血を引き起こす硝酸エステルが含まれているため、離乳食で使用する時は、茹でて水にさらすなど、アク抜きの処理が必要です。
麺類
離乳食初期や中期は、消化によいうどんやひやむぎ、そうめんを小さく切って与え、弾力があって硬めの食感であるパスタや中華麺は、離乳食後期のかみかみ期から与えます。
そばは、アナフィラキシーショック(アレルギーの一種)を引き起こす可能性が高いため、2歳前後までは避けましょう。
生もの
赤ちゃんは、抵抗力が弱いため、細菌感染や食中毒の症状が重症化することがあります。離乳食では、刺身などの生ものは避け、十分に加熱処理をしてから取り入れましょう。青魚は離乳食後期から与えます。

離乳食を食べた後に、下痢や嘔吐、発疹などいつもと様子が異なることがあれば、食物アレルギーの可能性があるため、医師に受診しましょう。

離乳食でたんぱく質を取り入れる時の注意点

たんぱく質は、赤ちゃんの血液や骨、筋肉、ホルモンや抗体を作るとても重要な栄養素です。また、たんぱく質を構成するアミノ酸には、体内では生成できないため、食べ物からしか補うことができないものがあります。

たんぱく質を多く含む食材には、肉や魚、卵、大豆製品などがあります。

基本的には、離乳食の比較的早い段階から取り入れることができますが、赤ちゃんの消化器官は未発達であるため、一度に大量にたんぱく質を摂取しすぎると、消化器官の負担になったり、アレルギーの原因になることがあるので注意しましょう。

たんぱく質が豊富な食材を使った離乳食の進め方

卵は、生後7ヶ月頃から始めます。最初はゆで卵にして、黄身のみを2/3個から1/2個くらい与え、赤ちゃんの様子を見ながら徐々に量を増やしていきます。生卵は3歳を過ぎてから与えます

鶏肉や魚は、離乳食中期(生後8ヶ月頃)から、赤ちゃんが食べやすいように小さく切って与えます。

豆類は生後7ヶ月頃から始めることができます。始めは、刻むかブレンダーでつぶし、他の野菜と一緒にピューレ状にします。特に豆腐は、高タンパクなうえ、低脂肪で赤ちゃんにも食べやすいのでおすすめです。