乳腺炎になった時の対処法と効果的な予防方法

2016年8月 3日

乳腺炎とは、乳腺に母乳がたまり、それがつまって炎症が起こることです。

一度乳腺炎になってしまうと、乳房が硬く腫れあがり、何かに触れるだけで鋭い痛みを感じ、時には熱を出すこともあるほど辛いものですが、正しい知識を身につけておくことで、乳腺炎は予防することができます。

ここでは、乳腺炎になってしまった時の対処方法と効果的な予防方法について母乳育児の専門家Kimberiy Durdinさんによるアドバイスを紹介します。

効果的な予防方法

乳腺炎は、母乳はどんどん生成されるのに、うまく出ていかないことによるトラブルなので、対策としては、全ての乳管につまりがないよう、飲ませるか搾るかして、とにかく母乳を外に出すことが大切です。

授乳回数を増やす
特に新生児には、一日に8回の授乳回数を目安に頻繁に母乳を与えます。赤ちゃんの胃はとても小さいため、約1時間から3時間おきの授乳が必要になります。
授乳時の抱き方を変えて、異なる角度から母乳を出すのも乳腺炎の予防には効果的です。
脂肪分や糖分が多く、高カロリーやコレステロール値の高い食事は避ける
母乳は血液から作られるため、甘いものや油物(チーズや脂身など動物性脂肪)などのカロリーやコレステロール値の高い食事を摂ると、血液がドロドロになり、乳腺が詰まりやすくなります。
胸を締め付けるブラジャーは着用しない
ブラジャーがきつかったり、ワイヤが入っていると、乳房を圧迫して乳腺炎になりやすくなります。産後は、授乳ブラを着用しましょう。

その他、疲労やストレスが原因で起こることもあります。

乳腺炎になってしまった時の対処法

乳房が張って乳腺炎のような症状があらわれてしまった場合、もし腫れた上に乳がもれているようなら、授乳前にホットタオルや温かいシャワーを乳房にあてて、温めてから授乳します。これにより、母乳の出が促されます。

乳房が張るけれど、乳がもれてはいない場合は、冷たいタオルや保冷剤などで乳房を冷やします。

乳房が張りすぎると、赤ちゃんが上手に乳首をくわえたり母乳を飲むことが難しくなります。そんな時は授乳前に、少し搾乳して、乳房をやわらかくしてから与えると、赤ちゃんが飲みやすくなります。