なぜうちの子は話さないの?言葉の遅れについて知っておきたいこと

2016年8月30日

乳幼児期に子供があまり言葉を話さないのは、色々な理由が考えられますが、まずは、その子の発達段階に応じて考えるのが最優先です。

例えば、3歳児に5歳児と同様のコミュニケーションスキルを求めるのは無理があるように、他の子と比べるよりも、その子の年齢を考慮に入れて、今どれくらいの言葉を話す段階なのかを知ることから始めます。

ここでは、乳幼児期の言葉の遅れの主な原因として考えられることや、発達段階に応じて家でできる取り組み、子供が言葉を話さないことに関する機能障害や病気について紹介します。

一般的に3歳までは、5%から10%の子供に言葉の遅れがあり、個人差が大きいようです。

言葉の遅れの主な原因

  • バイリンガルは、2ヶ国語が混乱する
  • いくつかの単語が理解できていない
  • 全ての言葉が理解できていない
  • バイバイと手をふれない、人とのふれあい方がわからない

対処法

2歳児が1つの文章で2単語から4単語しか話すことができないのはよくあります。もし、3歳以上になっても話そうとしない場合は、何が障壁になっているのかを考えます。

コミュニケーション能力を高める

例えば、家族の前では話すのに、それ以外の人と話をしないのは、ただ恥ずかしいだけであったり、どのように他の人と接すればよいのかがまだ分からないのかもしれません。

その場合は、親が人との接し方のお手本を見せたり、コミュニケーションスキルを教えてあげる必要があります。

言葉の使い方を教える

また、言葉は知っていても、それをどのように使うのかが分からないのかもしれません。

ボキャブラリーや文章力、説明力が足りないだけで、言葉を理解できていないと断定するには早すぎます。

適切な言葉を探して、相手に伝える工程は、大人には当たり前でも、子供にとっては大変な作業であるため、段階を追って少しずつ身につけていかなければなりません。

しかし、個人差はありますが、中には病気が原因で起こる発達障害があります。その場合は、親が正しい知識を身につけて、早めに気付いてあげることで、防げる病気もあります。

言葉に遅れを生む障害や病気の検査について

言葉の遅れは、中枢神経系障害や脳性まひ、口腔運動機能障害などが要因であることがあるため、心配なことがあれば、早めに医師に相談しましょう。

病院では、話す能力や声の大きさ、嚥下(えんげ)障害が無いかといった検査とともに、聴覚検査が行われます。