救急病院に電話すべき子供の病気や症状とは?

2016年8月 2日

夜間に子供が病気になったり、いつもとは様子が違う時は、すぐに救急病院に連れていくべきか、それとも、そのまま家で様子を見て翌朝かかりつけの医師に受診すべきかを迷うことがよくあります。

そんな時に知っておきたい大切な育児の予備知識「救急病院に電話すべき具体的な症状」について詳しく紹介します。

救急に電話すべき子供の症状

本当に子どもが緊急の治療を必要としているのかを見極めるための判断材料になります。下記の症状が当てはまらないかをチェックしてみてください。

嘔吐
新生児が吐くことはよくあることですが、赤ちゃんが吐いたものに緑色がかった液体や血が混ざっている場合はすぐに病院で診察してもらう必要があります。
24時間以上嘔吐が続く。
脱水症の恐れがある
便の回数が一日に5回未満、1歳未満の場合で8時間尿が出ていない、泣いているのに涙があまり出ない場合は脱水症になっている恐れがあるため受診が必要です。尿や便の回数も注意して確認しましょう。
特に赤ちゃんが吐く時や下痢の時には、水分補給に注意をしてください。
生後4ヶ月未満の新生児の熱が38度以上、4ヶ月以上は40.6度以上の熱がある
幼児の場合は問題ない38度の熱でも新生児には髄膜炎や敗血症などの恐れもあるので、生後4ヶ月未満の赤ちゃんで38度以上熱を出す場合はすぐに受診します。
呼吸がおかしい
呼吸が長く変な音を伴う場合や早すぎる(新生児の場合は目安として一分間に60回)、肩や胸からの激しい呼吸、ぜーぜーと声を出すような息の仕方など呼吸方法があまりにおかしい。
分かり難い場合は、赤ちゃんの服をはぐってみて、おなかや首、肩の動きを注意深く見てみます。
泣き方がおかしい
頻繁に大泣きを繰り返したり、泣き方が尋常ではなく、抱きしめても泣き止まない。
元気が無い
血の気がひいている、顔色が悪くぐったりして反応がにぶい、唇の色が悪い。
子供の倦怠感がひどく、起きられない。意識がもうろうとしている。
火傷
1歳未満の赤ちゃんが火傷をした時は、どのような場合でもすぐに病院に連絡します。
転落、衝突した
高い所から落ちて意識が無い、血を出している。
薬物を誤飲
洗剤など体に毒になるようなものや大人の薬を飲んだ。
けいれんが続く
けいれんが長く続く(5分から10分)、またはけいれん後に麻痺、短い間隔で頻繁にけいれん(30分間に2回以上)する場合。

このような症状が見られたら、上記の具体的な症状や食欲、睡眠、便や尿の状態、体温などを医師に伝えます。

けいれん(ひきつけ)について

子どもの脳は未発達なため、ちょっとした刺激でけいれん(ひきつけ)を起こしやすくなっています。

特に高熱などで、意識を失いやすい熱性けいれんは慌ててしまいがちですが、落ちついて対処してください。

もし、数十秒から数分(5分以内)でけいれん(ひきつけ)やふるえがおさまり、その後は顔色も戻って、目つきも変化なく、体のどこにも異常が無いような場合は、そのまま家で様子を見ます。時間を計っておくことが大切です。

けいれん(ひきつけ)を起こした時は体をゆすらないで、服のぼたんをはずしてゆるめ、顔を横向きにします。

抗けいれん薬と解熱剤は同時に飲まないで、必ず30分以上間隔をあけて服用してください。

補足

正月に、救急センターに子どもの手足が黄色くなったと心配して訪れる人がいますが、原因は「みかんの食べすぎ」であることが多いようです。

みかんやニンジン、カボチャといった色の濃い緑黄色野菜は食べ過ぎると手足が一時的に黄色ぽくなることを頭に入れておくと慌てる心配はなくなります。