子供が頭を打った時の対処法と注意点

2016年8月 2日

子供は転落や転倒などで、頭を打ってしまうことがよくありますが、まだ年齢が低いうちは、症状を自覚していないことが多いうえ、大人のように自分で状況を説明できないので、親や周囲の大人が注意してあげなければなりません。

ここでは、子供が頭を打った時の対処法と注意点、受診が必要な症状について紹介します。

通常は、頭を打った直後に、脳になにかしらの変化が起こる可能性がありますが、1、2日経過してから症状が出たり、まれに2、3ヶ月ほど遅れて症状が表れることもあります。

子供が頭を打った時の対処法

頭を打ったところを冷やす
患部を保冷パックや冷たい水を浸したタオルで冷やすと、腫れや痛みが和らぎます。しかし、年齢が低い赤ちゃんは嫌がる傾向があるので、その場合は、無理に冷やさずに、様子をみましょう。
様子を見守る
安静にさせすぎると、かえって症状が分かりにくいことがあるので、普段と同じ生活をさせながら様子を見ます。
頭を強く打った日は、お風呂には入らないで、翌日までは激しい運動も控えます。
寝かせておく場合は、嘔吐に備えて嘔吐物で窒息しないように顔を横に向けておきましょう。
出血した場合の対処法
頭を怪我すると、出血が多い傾向が強いので、清潔なガーゼで傷口を圧迫するように覆います。

受診が必要な症状例

もし、下記のような症状がみられたら、夜間休日を問わずすぐに受診しましょう。

  • 意識がない。たとえ5秒間というわずかな間でも意識を失った場合は、こどもの救急電話相談#8000や近くの医療施設に電話で相談してください。
  • 赤ちゃんが不機嫌な状態が続く。
  • めまいや視野がかすむ、目がまわるなど視野に異常がある。
  • 腹痛は無いが、嘔吐を繰り返す。または、吐き気がある。
  • けいれん(ひきつけ)を起こす。
  • 箸をしっかり持てなくなる、字が下手になる、靴の脱ぎ履きがうまくできない、履いていたスリッパが脱げるなどの症状が見られる。
  • 熱は無いのに、激しい頭痛をうったえる。
  • ぼーっとしていたり、やけに眠たがったり、寝た後に起こしてもなかなか起きない。
  • 物忘れがひどくなる、発する言葉やふるまいがいつもと違う。
  • 手足がしびれる。
  • 打ったところが陥没したり、スポンジのようにやわらくなったり、ひどく腫れている。