赤ちゃんの睡眠時の事故を予防する方法

2016年8月23日

赤ちゃんの睡眠中の事故は、死亡原因の上位を占めています。

しかし、赤ちゃんを怪我や死に至らしめるような突発的な事故は、親のちょっとした不注意で起こることがほとんどです。

ここでは、アメリカの救命救急のプロによる、赤ちゃんが寝る時の安全な環境作りにおける注意点やアドバイスを紹介します。

うつ伏せに寝かせない

病気や怪我などを理由に医師からうつ伏せ寝を勧められている以外では、できる限り仰向けで寝かせましょう。

赤ちゃんをうつ伏せで寝かせると、仰向けで寝かせた時に比べて、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発症率が高くなります。

また、うつ伏せで寝かせると、赤ちゃんが寝ながら吐いた嘔吐物が口や鼻をふさいで呼吸困難になることがあります。この状態は、アメリカの研究者によると、水中に突然ダイビングするのと同じだといわれます。

そのため、授乳中に寝た時は特に気を付けて様子を見ましょう。

SIDS(乳幼児突然死症候群)とは

SIDSとは、事故や窒息ではなく、元気だった赤ちゃんが眠っている間に命を落とすことで、生後半年未満の乳児に多く起こりますが、一歳を越えても発症することがあります。

赤ちゃんは、まだ肺機能の発達が不十分なため、うつ伏せで寝ると、布団と口の間の隙間が少なくなり、吐いた息をそのまま吸ったり酸素が不足がちになり、呼吸困難に陥りやすいことが主な原因ではないかと考えられています。

その他、赤ちゃんが寝ている部屋の換気をしタバコの煙を近づけないことや、母乳育児、厚着や布団のかけすぎで温めすぎないことも予防に繋がるといわれます。

窒息を予防する

睡眠中にブランケットやぬいぐるみが顔に覆いかぶさって、窒息することが多いため、寝ている赤ちゃんの周囲にはいらないものを一切置かないでください。赤ちゃんが自分で引き寄せることもあります。

特に新生児は、顔にかかった物を自分で避けることができないので注意してください。

また、敷布団がやわらかいと、赤ちゃんの鼻や口を覆う危険性があるため、固めのものを選びましょう。