カンガルーケアで得られる大きなメリットとは

2016年8月25日

カンガルーケアとは、カンガルーが子供をポケットに入れて包むように、胸の位置で赤ちゃんを肌と肌を触れ合わせて抱くことです。

日本では出産後のみに、母親が行うイメージがありますが、新生児期は一日に2、3時間おきに行うのが理想です。海外では父親が母親と同じような体勢になって抱くこともよくあります。

赤ちゃんがあまりに小さかったり、病気がちであったりすると、傷つけてしまうのではないかと怖くなりますが、その心配はありません。

カンガルーケアは、赤ちゃんに特別な体験を与えます。

ここでは、カンガルーケアが親子双方にもたらすメリットについて紹介します。

赤ちゃんは、母親の匂いや触感、話し方や呼吸のリズムによって安心できるだけでなく、体温が温かく保たれることによって、心拍数や呼吸数を正常に保ち、免疫力の向上や体重の増加、睡眠の質の向上などが見られます。

実際に、未熟児で産まれた赤ちゃんの呼吸機能が向上した例もあります。

赤ちゃんの健康状態がよくなるだけでなく、母親のストレスを緩和し、母乳の産生(さんせい)を促進して、母乳育児を軌道にのせやすくします。

父親がカンガルーケアをした場合も、自分が親であることを自覚して自信を高め、子供を守る責任感が生まれるなど、親子の結びつきを強める効果があるといわれます。