妊娠線を効果的に予防する方法

2016年8月 1日

妊娠線は、できやすい人とできにくい人があり、症状がひどい場合は、腕やふくらはぎなどの露出部分にまでできてしまうことがあります。

このような個人差があるのは、妊娠中の体重の増加速度だけでなく、皮膚の乾燥やハリなどの肌コンディションが大きく関与しています。しかし、できやすい人でも、適切にスキンケアをすることで、予防をすることは可能です。

ここでは、妊娠線ができる原因、また、スキンケアや生活習慣によって、効果的に予防する方法を紹介します。

妊娠線とは

妊娠すると、5、6ヶ月頃から、母親のおなかは短期間で飛躍的に大きくなります。

急激におなか周りが大きくなった場合、表皮はある程度伸びて対応することができますが、その下にある真皮や皮下組織は伸びにくいため、おなかの大きさについていけずに、ひび割れのような線や赤紫色の亀裂が皮膚にできることがあります。

これが妊娠線で、お腹や太ももを中心に、胸周りやお尻などによく現れる傾向があります。

でき始めの頃の妊娠線は、赤紫色の線状斑です。これが時間が経過して白くなってしまうと、治すのはほぼ不可能です。

妊娠線予防はビタミンEがカギ

妊娠線予防には、肌をやわらかくして弾力を保つ効果が高く、また、肌の老化を防いで抗酸化作用のあるビタミンEがよく効きます。

しかし、市販の妊娠線予防クリームやビタミンE配合とうたわれたボディクリームは、ビタミンEの含有率が低かったり、余分な添加物が含まれたりすることが多く、思ったような効果が期待できないことがよくあるので、純度の高いナチュラルオイルを選ぶのがポイントとなります。

特に、ビタミンEの含有率が高いのは、小麦胚種油やアルガンオイルで、これをお風呂上りに毎日(または二日に1回)肌に浸透させるように馴染ませると効果が高いといわれます。肌が弱い人は、これにスイートアーモンドオイルを混ぜて使用するとよいでしょう。

妊娠中は、毎日、または二日に一度のペースで、お風呂上りなどに、このビタミンEを肌に浸透させるように塗るだけで予防効果がとても高くなります。

できて日が浅い妊娠線なら、ビタミンEを肌の深層までいきわたらせるようにマッサージして塗ることで、コラーゲンの生成が促されて、目立ちにくくなります。

保湿オイル

妊娠線は、肌が乾燥状態にある時に最もあらわれやすいため、予防には肌の保湿が必須条件です。肌が十分に潤い、柔らかい状態であれば、妊娠線ができにくくなります。

特に保湿効果が高いといわれるのは、ココナッツオイルやシアバター、ココアバターなどの自然由来のオイル(バター)です。

特に、ココアバターは、チョコレートの香りにリラックスしながら、スキンケアができるので、妊婦におすすめです。

これらのオイルは、できてしまった妊娠線を取り除く効果までは実証されていませんが、保湿力が大変優れているという点が妊娠線予防に繋がると考えられています。

オイルの塗り方

オイルを手に取り、両手をこすりあわせて温めた後、肌の深層までいきわたらせるように、やさしくマッサージしながら塗ります。

大きくなったおなかで見えにくいかもしれませんが、妊娠線は下腹や太ももの付け根にできやすいので、見えないところにも忘れずに塗りましょう。

生活習慣で気をつけること

体重を短期間で大幅に増やしてしまった結果起こる妊娠線は、最もダメージが大きく修復が困難になるため、体重を徐々に増やすように心がけてください。

そして、肌が必要とする水分量をキープするためにも、水分補給をしっかりと行います。

できてしまった妊娠線には

レーザー治療などで取り除く方法もありますが、必ずしも取り除けるという保証はありません。

妊娠線は赤ちゃんからのスペシャルギフトです。

もし、露出する部分に妊娠線ができてしまった場合は、コンシーラーで隠して対応しながら、「かわいいわが子を産んだ勲章だ」と思い、宝物を授かったことへ感謝することがうまくに付き合っていくコツだと専門家はアドバイスしています。