子供の水虫について

2016年8月29日

水虫は大人がかかる病気というイメージが強いかもしれませんが、最近は子供にもよく見られるようになりました。

特に赤ちゃんの場合は、ハイハイの時にうつるケースが多いようです。

ここでは、子供が水虫に感染する原因や治療法、効果的な予防法について、アメリカのドクター(Alanna Levine, M.D.)によるアドバイスを紹介します。

もし、子供に水虫の疑いがあるようなら、症状を把握し、早期に治療をしてあげましょう。

子供の水虫の原因

水虫は、皮膚が白癬菌(はくせんきん)という真菌(カビ)に感染することで起こります。皮膚の薄いところに赤い輪のようなものができることもあります(ゼニタムシ)。

白癬菌に感染すると、皮膚の表面がうろこ状にめくれたり、乾燥して白っぽくなったりして、かゆみや不快感を伴います。

子供の場合は、白癬菌を持っている家族やペットから感染することが多く、帽子やくし(ブラシ)、タオルの共有などによってうつることもよくあります。

大人の水虫は、足の指間や爪によく見られますが、子供の場合は、頭部や手、股間、脇など、体のどの部位にでも発症します。

放置しておくと治らないだけでなく、徐々に広がる恐れがあるため、見つけたら早めに治療する必要があります。

治療方法

医師に受診した場合、視診で判断できることがほとんどですが、細胞を採取して検査することもあります。

皮膚の感染症は、炎症だけを抑えても治らず、白癬菌の成育や増殖を抑えながら殺すことで初めて治療することができます。

一般的な治療法は、塗り薬(抗真菌剤)によって菌の増殖を抑えます。ステロイド外用剤は適しません。

注意点

水虫の症状が治まったように見えても、必ず医師の許可が出るまでは塗り薬の服用を続けます。

菌が全滅するまで治療を続けないと、再発を繰り返してしまいます。

予防法

白癬菌が皮膚に付着しても、24時間以内にきれいに洗い流すことで予防することができます。

赤ちゃんを清潔に保ち、特におむつ周りや脇の下などは十分に乾燥させるように心がけてください。

手洗いも有効です。