水中出産のメリットとは

2016年8月 4日

水中出産は、水中での浮力を利用して、陣痛の痛みをやわらげたり、よりリラックスした環境で出産したりすることができるなど、妊婦や赤ちゃんにとって数々のメリットがあります。

ここでは、水中出産について、妊婦や赤ちゃんに与えるよい影響や、実際の出産の様子が分かる感動的な動画を紹介します。

水中出産が妊婦や赤ちゃんに与えるメリットとは

水中出産は、重力を軽くして妊婦への負荷を減らすので、分娩台で行う自然分娩に比べて、より快適に出産を迎えられるといわれています。

水の温度や浮力が陣痛の痛みをやわらげて、妊婦のストレスホルモンを抑制するため、リラックスできるのが最大のメリットです。

妊婦だけでなく、赤ちゃんにとっても、羊水の中と環境の似た温水の中に出るため、ストレスが大きく軽減されるメリットがあります。水中出産で生まれた赤ちゃんは、表情が穏やかで、すぐには泣かないこともよくあります。

なかには、「水中出産で生まれた赤ちゃんは溺れないのか」と心配する人もいますが、赤ちゃんは、羊水から出てきた後も、胎盤から酸素を取り入れた状態が続いているので大丈夫です。

一般的に、子宮口がある程度まで開くまではリラクゼーションミュージックを聴いてリラックスして過ごし、準備ができたら、水中出産用のバスタブに移動します。水の温度は、36.5度から37.5度が適温だといわれています。

日本での水中出産の現状

アメリカでは、水中出産は、自分主導でできる点で人気が高い出産スタイルのひとつです。バスタブをレンタルして家で出産するケースもよくあります。バスタブには、空気を入れて膨らませるビニールプールのようなものもあります。

しかし、日本では、衛生管理や医療設備の問題などから、対応している医療機関が非常に少ないのが現状です。

また、幸運にも水中出産が可能な産婦人科を探したところで、妊婦に高血圧や糖尿病があったり、子癇(しかん)の危険性があるなど、健康状態が適さない場合は、この選択は難しいと判断されます。

水中出産の体験談

産まれたばかりの赤ちゃんが泣かないのでちょっと心配になりましたが、産後2分後に元気よく泣き出しました。

この妊婦さんは、水中出産というスタイルが一番自然なお産スタイルだと感じ、選択したそうです。