妊娠中の円靭帯痛(足の付け根や下腹部)を和らげて楽にする方法

2016年9月14日

妊娠すると、おなかが大きくなるにつれて足の付け根が突っ張ったり、下腹部が張ったような痛みを感じることがよくあります。この痛みには個人差があり、出産するまで続くこともあります。

これは、胎児の成長に伴って大きくなる子宮を、骨盤の中で支えている「円靭帯」の痛みだといわれ、誰にでも起こり得ることなのであまり心配はいりません。

円靭帯痛は、妊娠に伴う痛みのなかでも、比較的強いといわれていますが、幸いにも、痛みをやわらげる方法があるのでここで紹介します。

円靭帯痛とは

円靭帯は、腹部の前面から足の付け根まで続く丈夫な筒状の線維組織で、妊娠中に、子宮が大きくなっていくにつれて、引き伸ばされる時に痛みが生じます。

妊娠中は、体のホルモンバランスや体型が大きく変化するため、それに伴って、体の不調や我慢ができないほどの痛み、かゆみなどが引き起こされることがしばしばあります。

円靭帯の痛みも、妊娠の経過に伴って、おなかが大きくなると自然に生じるもので、特に妊娠20週目から25週目にかけて強い痛みを感じることが多いようです。

円靭帯痛を和らげる方法

  • ウォーキングやゆっくりと体を動かすなど適度な運動を行う。
  • イスやベッドから勢いよく立ち上がったり、急に体勢を変えない。
  • マタニティーヨガやストレッチによって、靭帯を柔軟にする。
  • 妊婦帯(腹帯)で腹部を保護する
  • 咳やくしゃみ、大笑いをする時は、体を軽く前傾してから行う。
  • お風呂に入って体を温める。

もし、我慢ができないような痛みを感じる場合は、切迫流産や早産になる可能性もあるため、医師に受診しましょう。