ストレスは経腟分娩(普通分娩)の大敵!

2016年9月30日

出産に向けて妊婦の心身の準備が整っていても、いざ陣痛が始まると痛みや不安からストレスを感じ、体がこわばってしまうことがよくあります。

しかし、出産時に、妊婦がストレスを感じると、筋肉が緊張して、子宮が圧縮されてしまい、結果的に経腟分娩(普通分娩)の進行を遅らせて、陣痛の痛みも増します。

また、「オキシトシン」の分泌がストレスによって妨げられる恐れもあります。オキシトシンは、出産にむけて妊婦の脳内から大量に分泌されることで、陣痛を促進し、赤ちゃんを押し出そうと作用するホルモンです。

さらに、ストレスが自律神経に作用して血管を収縮させると、胎児や妊婦の体全体に酸素や栄養を送る機能が十分に働かなくなるので、経腟分娩での出産時は、いかにストレスをためずにリラックスできるかが重要なポイントになってきます。

ここでは、経腟分娩での出産時に、妊婦がストレスを緩和して、効果的に心身をリラックスする方法を紹介します。

出産時に効果的なリラクゼーション方法

出産時に、陣痛による痛みを緩和し、心身をリラックスさせるのに効果的な方法です。

体を温める
お尻の下に温かいものを当てておいたり、温かいシャワーを浴びたり、お風呂につかると、痛みが和らぎます(シャワーやお風呂は、破水した場合や医師の許可が必要な場合もあります)。
マッサージする
腰やお尻周辺をマッサージすると陣痛による痛みが楽になります。
体勢を変える
もし、1つの体勢でじっとしておく方がリラックスできる場合はそれでも構いませんが、できれば自分が楽だと感じる体勢に頻繁に変えましょう。
その他
音楽を聴く。
パートナーと手の平同士を合わせるだけでも効果的だといわれます。出産に向けて側で支えてくれる人の存在はとても大きく、信頼できる助産士や夫などが側で応援してくれるだけで、妊婦のストレスによる負担が軽減されます。
アメリカでは、妊婦のストレスを緩和する催眠療法も人気です。

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