手づかみ食べのための離乳食作りのポイント

2016年9月 1日

離乳食中期(生後9ヶ月頃)から後期になると、赤ちゃんの手づかみ食べが始まります。

手づかみで食べる行為は、赤ちゃんにとって大切なことで、「自分で食べたいという自立心」や「視覚と手の協調(反射神経)運動」、また「食べ物の手触りや温度を感じる感覚神経の発達」を育てる効果があります。

手でつかんで食べる行為は、大人にとっては簡単ですが、神経機能が未発達な赤ちゃんにとってはまだ難しく、食べ物をつかむ時の力加減や指の使い方、距離感の把握などを、これからの毎日の食事で学んでいきます。

ここでは、赤ちゃんの自立心や感覚神経の発達を促すために、手づかみしやすい食材の選び方や切り方など、離乳食作りのポイントを紹介します。

食べる環境の整え方

手づかみ食べの時期は、テーブルや床、赤ちゃんの服などが汚れやすく、後片付けが大変ですが、時期は限られているため、洗えるマットや新聞紙、敷物などを活用して取り組んでみてください。

離乳食の工夫の仕方

一般的に、手づかみ食べは生後9ヶ月頃から始まり、10ヶ月頃には赤ちゃんが上手に食材をつかめるようになります。

赤ちゃんがつかみやすいように、食材の選び方や切り方を工夫することで、食への関心を高めることができます。

調理のポイント

硬すぎず口どけのよいものを選ぶ
ドライシリアルやトースト、バナナ、マカロニ、プレッツェル、おにぎり、お好み焼きは食べやすい食べ物です。
つかみやすい大きさや形
豆類やさつまいも、ニンジン、牛肉や鶏肉などを加熱してやわらかくした後、一口大に切ります。
ナッツやポップコーンは、掴みやすい食べ物ですが、赤ちゃんが喉につまらせる恐れがあるので避けます。
種を取り除く
スイカやメロン、ブドウやオレンジなど、種があるものは切る時に取り除いておきます。