赤ちゃんのアレルギーの原因や症状、対処法について

2016年10月25日

実は、赤ちゃんの約8%にはアレルギーがあるといわれ、離乳食が始まってからの食品アレルギーに関しては、新生児の頃からのスキンケアに原因があることがほとんどです。

ここでは、赤ちゃんのアレルギーの原因となる可能性が高いものや注意が必要な症状や、有効な対処法について詳しく紹介します。

アレルギーの原因

赤ちゃんの食品アレルギーは、新生児期の肌の乾燥や湿疹によって、空気中の埃と一緒に卵や牛乳、小麦の成分が皮膚に入りやすくなり、抗体ができてしまうことが主な原因だといわれています。

そのため、新生児期から肌の保湿に気をつけて、湿疹や肌荒れがひどい場合は、早めに治療しておくことが大切です。

その他にも、石鹸やボディーソープ、ベビーローションや沐浴剤、家の埃やダニ、洗濯洗剤の成分がアレルギーを引き起こすことがあります。

症状が、季節によって変わったり、室内だけ出たりするようなら、空気中の埃やチリ、ダニが原因である可能性が高いでしょう。

アレルギーが出やすい食品

赤ちゃんの食品アレルギーの原因の90パーセントが、卵、牛乳、ピーナッツ、木の実、魚、甲殻類(貝類)、小麦、大豆だといわれます。

一般的に、卵、牛乳、小麦、大豆による食品アレルギーの80パーセントは、5歳までにはほとんど見られなくなるか弱まります。

その他の食品に関しても、赤ちゃんが成長するにつれて、食べられるようになることが多くあります。

卵アレルギーについて

特に、離乳食の開始時期は、卵によるアレルギーに注意が必要です。

離乳食での卵の進め方は、生後7ヶ月くらいで、ゆで卵の黄身を少量だけ与えて、様子をみながら少しずつ量を増やしていきます。卵の白身は、3歳までは、生のままでは食べさせないでください

以前は、卵アレルギーの人はインフルエンザの予防接種を受けられないと言われておりましたが、現在は、発疹程度の症状なら、受けられることが多いので、医師とよく相談しましょう。

離乳食の進め方のポイント

赤ちゃんは、どのような食品でアレルギーが出るか分からないため、離乳食の与え方には注意が必要です。

新しい食材を始めて食べさせる時は、一種類ずつ三日ごとに間隔を開けます。それによって、もし、アレルギー反応が出た場合に、どの食材かを特定しやすくなります。

離乳食を保存する時も、食材を混ぜないで、一種類ずつ冷凍庫に入れましょう。

アレルギーの症状

アレルギー症状は、食後、早くて数分、ほとんどが90分以内に表れますが、中には、半日以上たってから反応する非即時型食物アレルギーもあります。

発疹

最も見られる症状は、虫に噛まれて膨れ上がったようなじんましん、赤みやかゆみを伴う湿疹や皮膚炎が、顔や腕、膝裏、お尻などにでたり、鼻がつまるといった風邪に似た症状が主です。

ひどい場合は、息苦しくなり、ショック死することもあります。

消化器官の異変

おなかが膨らんでいるような腹部膨満(ふくぶぼうまん:ガスがたまる)やおならがよく出る、出血性の下痢、吐き気や腹痛などの症状が出た場合は、主に食事からの影響が考えられます。

血の筋の便がでたり、乳糖(ラクトース)不耐症は、牛乳を飲んだ時によく見られます。乳糖を消化するラクターゼ(消化酵素)が少なくなって、おなかを壊すことです。

アナフィラキシー

顔や唇、舌が膨れ上がったり、息苦しそう、ゼーゼーいう息、急激なじんましん、ひどく吐く、ひどい下痢などの症状が出た場合は、命にかかわるアナフィラキシーの可能性が高いため、すぐに医師の受診を受けましょう。

アレルギーの検査と対処法

血液検査や皮膚テストで、食べ物へのIge(抗体)があるかを調べます。

しかし、陽性反応がでたからといって、必ずしもアレルギー症状がでるわけではありません(アトピーがあると必要以上に抗体ができやすく、それが反応して出ることもあります)。

そのため、すぐに食事制限などをしないでまずは様子をみながら、医師と一緒に取り組んでいきましょう。