子供がからかいや言葉によるいじめを受けた時の対処法

2016年10月27日

子供が友達にからかわれたり、言葉によるいじめを受けた時に、相談を受けた大人がするアドバイスのほとんどが「立ち去る」、「無視する」、「大人に言う」の3つですが、これだけでは、残念ながら何も解決はしません。それどころか、かえっていじめがひどくなるケースもあります。

ここでは、子供が、からかいや言葉の暴力によるいじめを受けた時の効果的な対処法について、心理学博士(号)のElizabeth Laugesonさんによるアドバイスを紹介します。

対処法

人をからかったり、言葉でいじめる子は、相手を怒らせたり、怖がらせたり、興奮させたいといった何かしらのリアクションを求めて行うため、基本的には何も気にとめないような反応を見せるようにします。

卑屈になったり、下手に出ることはありません。堂々としているのが一番です。

しかし、ただ無視をするだけでは、何も状況が変わらないことが多いため、いじめる相手をじろじろと見たり、肩をすくめながら、「それがどうしたの」、「あらそう」、「それで?」、「何がいいたいの?」、「私が気にすること?」、「それっておもしろい?」と一言発付け加えます。これだけで十分です。

これによって、状況がすぐに改善することはありませんが、いじめる子は、堂々とした相手の態度に困惑し、期待するような反応が見られないことによって、次第にやらなくなっていきます。

言葉によるいじめが改善されない時の対処法

言葉によるいじめの状況がどうにも改善できない場合に、勇気を出して自分から行動にうつす時の話し方についてのアドバイスです。

まず、「私たちはよい友達関係ではない。なぜならば(傷つけられた言葉、いつ何をされたなど理由を詳しく話す)。」と話した後、やめてほしいと伝えます。

そして、「私はあなたの態度をコントロールできないけれど、(上記の)自分の気持ちを伝えることはできる。」と続け、後は無視してその場を離れます。

ポイントは、言うべきことを言ったら、潔く立ち去ることです。

いじめっ子は恐らくその後長い期間、あなたを無視してくるかもしれませんが、自分からその場を立ち去ることで、自らが主導権を握ることができます。

これによって、全てが解決したり、相手の子が謝ることはないかもしれませんが、かわらかいや言葉の暴力で言うことを聞かせようとする人への対処法を身に付けることができます。