プロバイオティクス食品を子供に与えるべきでしょうか?

2016年10月24日

プロバイオティクス食品とは、乳酸菌や糖化菌など、体に良い働きをするバクテリア(生きた微生物)を含む食品で、ヨーグルトや味噌、納豆、チーズ、キムチ、しょうゆや酢、日本酒などがあります。

プロバイオティクスとは、腸内の微生物のバランスを整えることで、粘膜の免疫を強化し、体の内側からガンや病気を防ぐことを目的とした考え方です。

ここでは、プロバイオティクス食品の健康効果を中心に効果的な摂取方法について、ユタ州の医療センターによるアドバイスを紹介します。

プロバイオティクス食品の健康効果

人の腸内には、100兆にも及ぶ様々な種類の細菌がバランスよく常駐し、有毒物質を生む悪玉菌の活動を抑え、免疫力を高めて、外界から侵入した病原菌などから体を守っています。

プロバイオティクス食品を摂取することによって、これらの腸内細菌のバランスが整えられて、コレステロールや中性脂肪が減ったり、便秘、花粉症やアレルギー症状が改善したり、腸粘膜の炎症の治癒、高血圧の予防など様々な効果が期待できるといわれます。

効果的な摂取方法

プロバイオティクス食品に含まれる微生物は、生きたまま腸に届く必要があるため、胃液や酸性の環境に強いものでなければなりません。ちなみに、ぬか漬けや納豆、味噌などの植物性乳酸菌は、酸性に強く、腸まで生きて届くプロバイオティクス食品の一種です。

そして、胃液が薄まりやすい食後に摂取することで、酸性の影響を受けにくくなります。

プロバイオティクス食品には、腸内に滞在することができない菌も多いので、毎日継続的に摂取すること望ましいといわれます。

子供に与える場合

プロバイオティクス食品は、もともと体内に存在する微生物、または、植物性乳酸菌のように、人の体に有益といわれる微生物なので安全ですが、個々に常在する腸内細菌のバランスは異なるので、体が必要としている細菌や効果には個人差があります。

もし、子供にプロバイオティクス食品を考えている場合は、医師に相談しながら、食生活に取り入れていく方法をおすすめします。

また、食生活の偏りや不規則な生活、ストレス、抗生物質や薬など様々な要因によって腸内細菌のバランスが崩れると、病気になりやすくなるので注意してください。