妊娠中の安全な余暇(レジャー)の過ごし方

2016年10月31日

妊娠中に余暇(レジャー)を安全に過ごすために、しない方がよいことややってもよいこと、気をつけるべきことなどよくある4つの質問についての説明を紹介します。

飛行機のセキュリティーゲートのX線を通過してもよい?

余暇を利用して飛行機に乗ることは、医師にとめられている場合を除き、妊娠36週までは問題ないといわれています。

手荷物や身に着けたものをチェックするためのセキュリティーゲートには、X線を全く使わないものと、弱いX線を使うものと2タイプ有り、どちらとも、妊娠中の体全体に伝達されるほどの強いX線ではないので安全上の問題はありません。

どうしてもX線が心配な場合は、衣服の上からたたいて行う身体(所持品)検査にしてもらえるように、係員にお願いしてみましょう。

海や川、湖で泳ぐのは安全?

海や川、湖の水には、バクテリア(細菌)や病原菌、ごみやくずなどが含まれるので、誤って飲んでしまうと胃腸炎を引き起こしたり、流産や早産の危険を伴うことがあるので注意しましょう。

日焼け止めクリームを塗ってもよい?

レジャーで海や山に行く時などに、日焼け止めクリームの使用に関しては、安全上の問題ありません。それどころか、妊娠中は、女性ホルモンの変化によって日焼けしやすく、肝斑(かんぱんと呼ばれる薄茶色のシミ)ができやすいので、外出で紫外線にさらされる時は、頻繁に日焼け止めクリームを塗り直すように心がけましょう。

冬のレジャー(スキー、スノーボード、アイススケート、雪かき)の注意点

冬のレジャーの代表ともいえるスキーやスノーボード、アイススケートは、妊娠20週以降は、転倒による早産や流産のリスクを高めるのでやめましょう。

また、レラキシンと呼ばれるホルモンの分泌によって、靭帯がゆるまるので、捻挫をしたり、腰や膝を傷めたりすることがよくあります。

雪かきは、妊娠初期に限り、経過が順調な場合は大丈夫ですが、おなかが大きくなるにつれて、体のバランスを崩しやすく、転倒に繋がる恐れがあるので、流産や早産になる危険性が増します。