赤ちゃんの社会性を育てるものまね遊び

2016年11月 1日

ものまねは、赤ちゃんが大好きな遊びのひとつで、目で見たことを自分でもやってみるという社会性の第一歩を楽しみながら学ばせることができます。

ここでは、新生児期から1歳以降にかけてのものまね遊びのやり方や触れ合い方のポイントを紹介します。

ものまね遊びのやり方

月齢が低いうちは、赤ちゃんに顔を近づけて笑いかけたり、おかしな表情や舌を出し入れしてみせたり、眉毛を上げ下げしたりと、顔の表情の変化を見せてあげましょう。

なかには、まだ寝返りができないうちから、親の表情をまねる赤ちゃんもいます。

この時、ゆっくりと、顔を近づけたり遠ざけたりすると、遠近の視力の発達を促し、立体で物を認識する能力をつけていくこともできます。

生後2ヶ月までは、40cm以上離れた対象物はぼやけてしまい、はっきりと見ることができないので、触れ合う時に最適な距離は、約20cmから40cm以内(抱っこをした時の距離感)だといわれます。

1歳以降からの社会性を育てる遊び方

1歳になると、親や身近な人の生活を手本にして、同じようにまねをする姿が見られるようになるため、掃除や工具道具、ショッピングカートなどの日常の生活に関連したおもちゃを取り入れるとよいでしょう。

また、兄弟がいる場合は、この頃から上の子のやり方を見習って、同じようにまねをしたがるようになります。

赤ちゃんは、ものまねで家族と同じようにすることを通じて、自分を家族の大切な一員であると認識し始めます。この帰属感は、心の発達にとても重要で、寄り添い、ふれあい、一緒に遊んでいくなかで強い絆が生まれていき、それが外の世界への探求心を育みます。

そしてその後も、家族の枠を超えて、幼稚園や小学校に入って子供同士の遊びの中で、刺激を受け、色々なことをどんどん吸収していきながら社会性を養っていきます。