妊娠21週目の胎児は味覚が発達し、味が分かってくる!

2016年12月26日

妊娠21週目になると、赤ちゃんが、おなかの中でしゃっくりをしているのに気づく母親もいるかもしれません。これは、胎児の呼吸器官が、順調に成長している証です。

胎児のしゃっくりの回数には個人差があり、日に何度もする赤ちゃんもいれば、数回程度しか行わないこともよくあります。

ここでは、妊娠21週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの大きさや身体の発達、妊婦の体の変化について分かりやすく表現した動画を紹介します。この時期は、特に胎児の味覚の発達が特徴的です。

妊娠21週目のおなかの赤ちゃんの発達

妊娠34週目の胎児は、身長が約25cm、体重は約340グラムから360グラムで、ニンジンやバナナくらいの大きさまで成長しています。

へその緒は、厚みを増しています。

味覚の発達

赤ちゃんの舌は、まだとても小さなものですが、味覚芽(味蕾)が発達し、母親が食べたものを羊水を通じて味わうことができるようになります。

一日に約30mlから50mlほどの羊水を飲み込んでは、少しずつ腸を収縮させて、消化システムを発達させていきます。

この時期から出産までに妊婦が好んで食べていた食品は、生後に赤ちゃんがよく食べる傾向があるという研究結果もあるので、好き嫌いをしないで、野菜や栄養価の高い食べ物を積極的に食べるようにしましょう。

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身体の発達

骨髄空間が発達し、赤血球を作り始めています。血液循環は完全に機能し、酸素を運搬しています。

まぶたや眉毛が形成され、目はすでに光を感じることができます。

手足の指先を爪が覆い始めます。

身体の体温を保つために、これから脂肪がどんどんついていきます。羊水の中では汗をかくことはありませんが、皮膚の表面には、形成されたばかりの汗腺があります。

赤ちゃんの様子

妊娠21週目になると、胎児の寝ている時間と起きている時間が規則的になり、平均して一日に約14時間は寝て過ごします。

もし、双子や三つ子など、多胎児である(子宮内に胎児が複数いる)場合は、赤ちゃんが元気よく動くたびに、お互いに蹴り合うことがよくあります。しかし、多胎児の間には、「隔膜」と呼ばれるお互いを隔てる薄い膜があり、それぞれが保護されているので安心してください。

妊娠21週目の時点では、胎児が小さいため、胎動というよりも赤ちゃんの動きで羊水が揺れるのを感じる程度で、しゃっくりをしても気づかないことがよくありますが、これから大きく成長するにつれて、動きがどんどん力強くなっていくのでまだ心配はありません。

なかには、ただの消化不良によるおなかのガスの動きを胎動と勘違いしてしまうこともあるようです。

妊婦の体の変化

妊娠すると、ホルモンバランスが変化し、子宮に十分な血液を送るために循環血液量が増加します。

それに加えて、妊婦自身の体重増加によって、腰への負担がかかったり、横になった時に腰の神経や血管を圧迫したりすることから、下肢静脈瘤(足のしびれやむくみ、足がつるなど)や腰痛になることがあります。足がむくんで痛みがひどい場合は、血管に血栓ができている可能性もあるので医師に受診しましょう。

また、妊娠中期に入ると、黄体ホルモン(プロゲステロン)の作用によって肌があれやすくなり、メラニン色素の増加でシミが増えたり、皮脂の分泌が活発化してニキビができたりすることがよくありますが、安易に市販の治療薬で対処しようとしないでください。

ニキビの治療薬の中には、先天性欠損症(子官内で胎児の発達に異常が起こる)のリスクを高めるものがあるので、必ず医師に妊娠していることを伝えてから薬を処方してもらいましょう。

おなかが膨らみを増して前に突き出し、重たくなるにつれて、バランスが崩れて転倒しやすくなるので注意してください。

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その他の参照元:
1. What Happens at 21 Weeks Pregnant?
2. I'm 21 Weeks Pregnant and Haven't Felt the Baby Move!
3. How Should I Feel 21 Weeks Pregnant?
4. What is My Baby Doing at 21 Weeks Pregnant?