胎盤と胎児の大きさが逆転する妊娠17週目のおなかの赤ちゃんの発達

2017年1月26日

妊娠17週目になると、赤ちゃんは、頭からお尻まで約12.7cm、体重は140グラムで、洋ナシくらいの大きさに成長しています。ちょうど母親の手の平くらい(手首から指の付け根まで)の大きさです。

赤ちゃんから老廃物を受け取って、酸素や栄養を与えている胎盤と胎児の大きさが逆転し、胎児の方が大きくなります!

身体に脂肪の層が形成されはじめ、これから体重の約3分の1を占めるまで蓄積されていきます。

ここでは、妊娠17週目にみられるおなかの中の赤ちゃんの様子や発達、妊婦の体の変化について、分かりやすく表現した動画を紹介します。

妊娠17週目のおなかの赤ちゃんの発達

骨格を構成しているやわらかい軟骨が、少しずつ硬くなっていきます。

肌はまだやや透明ですが、汗腺や体温を調節するための体脂肪も発達し始めます。

今までは自発的で不規則だった赤ちゃんの心臓の動きは、発達した脳によって、毎分140回から150回の規則的な心拍数に調節されるようになります。

胎盤には、栄養と酸素を運ぶ何千もの血管が密集しています。そして、胎盤につながったへその緒は、赤ちゃんのライフライン(生命線)としての機能を果たすために、より分厚く、長くなり、ますます強くなります。

へその緒には2本の動脈と1本の静脈があり、「ホウォートンゼリー」と呼ばれる白っぽいゼリー状の物質で囲まれています。

おなかの中で、赤ちゃんは、毎日羊水を吸い、吐き出すことを繰り返して、消化器官の発達を促したり、横隔膜を上下させて呼吸をする練習をしています。

妊婦の体の変化

妊婦は、おなかがふくらみ、重たくなるにつれて、重心が変わるので、足元がふらつくことがあるかもしれません。転倒の危険性が高くなるので、気をつけてください。

目が乾燥しやすくなります。コンタクトレンズに不快感がある場合は、出産まではメガネに切り替えるとよいでしょう。

妊娠すると、夢をよく見るようになる傾向があります。これは、妊娠するとよく表れる症状(トイレに行きたくなる、足がつる、足の疲れ、胸やけ、腰痛など)が睡眠の妨げとなり、浅い睡眠になりやすいからです。レム睡眠の時に目を覚ますと、夢の内容を覚えていることがよくあります。

また、妊娠すると、喜びや不安などの感情が高まることから、脳が興奮して夢をよくみるようになるともいわれています。

妊娠中に見る夢について

臨床心理学者であり、「Women's Bodies」や「Women's Dreams」の著者Patricia Garfieldによる夢についてのお話を紹介します。

妊娠中期(16週目から27週目まで)になると、多くの妊婦が子犬や子猫、鳥のひななどの動物の赤ちゃんの夢を見ることがよくあり、こういった友好的な生き物が夢に登場した場合は、本能的に赤ちゃんの存在を受け入れているといわれます。しかし、一方で、あなたを脅かすような生き物が夢に出るようなら、新しい生命へのためらいや迷いがあるのかもしれません。

また、パートナーが他の女性とつながっている夢を見る場合は、妊娠中の彼の愛情と関心に不安を感じているのかもしれません。あなたは今、パートナーや周囲のサポートに依存しており、それを失うことを恐れているのかもしれません。

その他の参照元:
1. 17 Weeks Pregnant | What To Expect
2. Your pregnancy: 17 weeks | babycenter